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Thursday, May 14, 2015

阪堺電車モ205形を見に行く

阪堺電車平野線で主力で活躍したモ205形は南海の天下茶屋工場で製造された電車ですが、オーソドックスなデザインながら何処と無くアメリカンな印象もあって昔から好きな電車でした。
現役時代の姿は天王寺駅前で撮っただけで終わってしまった事が、今もって悔やまれます。

そんなモ205形の保存車は海を渡ったものを含めて4両は残っているようですが(最近一両解体の噂も)、原形を留めて保存されているのはどうも2両だけのようです。

その一両は大阪府大東市の大阪産業大学に保存されており、既に対面を果たしております。
こちら➡大阪産業大学のモ229

今回はもう1両の保存車に対面することができました。

モ217 15.5.5 和歌山交通公園

もう1両の保存車は大阪産業大学とはかなり離れた和歌山に保存されています。
場所は、あの『たま電車』で有名になった和歌山電鐵貴志川線の交通センター前の駅のまさに目の前の交通公園にあります。

モ217 15.5.5 和歌山交通公園

モ217号、空気側・パンタなし側です。
屋根に雨漏りが始まっているようです。
ちょっと先行きが気になります。

モ217 15.5.5 和歌山交通公園

217号、パンタ側です。
何故かニス色の筈の窓枠とドアの色が真っ白に塗られています。


モ217 15.5.5 和歌山交通公園

反対の電気側はこんな感じ。


電気側

当然、床下もチェック。

空気側

電・空両側はもちろん・・・

ブレーキシリンダー

車体中間部も潜入。


車端部

車端部も潜りました。

モ217 15.5.5 和歌山交通公園

製作中の80分の1阪堺電車とご対面です。


モ217 15.5.5 和歌山交通公園

スケジュールの都合で慌ただしい対面でしたが、有意義な訪問が出来ました。

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