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Saturday, November 8, 2014

今、富山にいます。

おはようございます。
只今、富山に来ています。
昨日は久しぶりに立山線の山間部まで行って来ました。

ということで、その旅行記は後ほどまとめるとして四半世紀前の富山地鉄の風景をどうぞ。

モハ14711 89.11.25 千垣ー上横江

こちらは四半世紀前の富山地鉄立山線での撮影です。
名鉄からやって来た3800系があちこち弄られながら最後の活躍をしていました。
立山を後に富山に向かうモハ14710形を待ちます。

クハ11 89.11.25 千垣ー上横江

振り向いた反対側、クハ11。

モハ14717 89.11.25 千垣ー上横江

冠雪の立山をバックに走る地鉄電車。

モハ14755 89.11.25 千垣ー上横江

後ろには運輸省規格形電車のモハ14750形がくっついていました。
モハ14750形についてはこちらもどうぞ(⇒1980年春、北陸電車巡り 戦後の規格型電車)。

14710形は数多の手が加えられてきました。
その中でもトピックなのは、他系列との連結を可能にするための諸改造で、阪急電鉄より購入したHSC電磁直通ブレーキ装置に換装、自動空気ブレーキから電磁直通ブレーキ化が行われ、合わせて主幹制御器のノッチ段数変更、連結器の換装も行われ、大概の形式と連結が可能に改造された点です。
モハ14710形についてはこちらもどうぞ(⇒1980年春、北陸電車巡り 名鉄からの電車)。

モハ14716 89.11.25 稲荷町

モハ14716。
上記の改造が全て済んだ晩年の姿です。
台車も日車のNA35に交換され、各部に手が入っています。
姿の善し悪しは別にして、大事に使われていたことが分かります。

クハ16 89.11.25 稲荷町

相方のクハ16。

こちらの台車もオリジナルのDー18から枕ばねのコイルばね化・ブレーキシリンダーのトラックブレーキ化など改造を施工したDT10へ換装されています。

1990年代を迎え、遂に京阪特急に置き換えが開始。
1993年で引退しました。

8 comments:

宵闇 said...

クハ10形に付いているDT10は、相鉄2100系が付けていたものだそうですね。

相鉄2100系がカルダンに改造された発生品は富士急へも譲渡されたようですよ。

モハメイドペーパー said...

 元相鉄のDT10は日立電鉄にも流れています。近江でも似たようなのを見たけど(大井川から来た日車タイプ)、元相鉄かどうかの確証はありせん。

chitetsu said...

宵闇さん
ブログサーバー不調でなかなかコメントが返せませんでした。
クハ10形の台車は相鉄のお下がりだったのですか。
確かにそう言われて見ると相鉄の台車の特徴がよく出ていますね。

chitetsu said...

モハメイドペーパーさん
日立に行ったのは電車本体だけでは無かったのですね。
台車の譲渡は結構あちこちで見られますが、調べてみると面白そうです。

伊豆之国 said...

私が富山地鉄に乗ったのは、Chitetsu様が乗られたときより半年ほど前、平成元年の春の連休。魚津から宇奈月温泉まで乗ったときの車両が、おそらく14710型だと記憶しています。「急行」の表示が出ていましたが、終点まで各駅停車で、おそらく電鉄魚津辺りからそうなっていたものでしょう。
宇奈月温泉で一泊した翌朝、黒部峡谷鉄道のトロッコ列車で終点・欅平まで往復、宇奈月に戻ってからは寺田乗換えで立山へ、更に運行開始からまだ日も浅いアルペンルートで、弥陀ヶ原で2泊目。その時季ではまださすがに周囲は一面の雪原で、他には何も見えませんでした。
富山方面へは、その後2度ほど訪れたことがありますが、地鉄電車に乗ったのは結局これが最初で最後でした。

Cedar said...

14710形はCedarが訪問した時は12系客車みたいな青と白の塗装で走っていました。
カルダン車との併結も楽しかったらですたね。

chitetsu said...

伊豆之国さん
14710形は本数も多く、全線で活躍していましたので出会う確率も高いでしょうね。
一部は特急にも充当されていたみたいなので驚きです。
アルペンルートは私は未だに踏破しておらず、こんごの課題です。

chitetsu said...

Cedarさん
私が最初に見た時もそのブルトレみたいな色でした。
あのブルトレ風カラーはあんまり似合っていない気がしました。