私鉄が解体作業を請け負ったのは過去にも上武鉄道が165系の解体をしたことがありましたが、近江鉄道のそれは目的が違っていたようです。
その目的は部品取りにあったようでした。
多くの車両はその後予定通り解体されたようですが、一両だけ長く残っていた車両がありました。
それがクモニ13001号車でした。
クモニ13001 79.3.14 彦根 |
クモニ13001号車の正面。
木造車からの鋼体化で生まれた電車で、一両だけのスタイルの電車でした。
クモニ13001 79.3.14 彦根 |
クモニ13空気側の姿です。
床下機器は機器流用を証明するようにほぼすっからかんです。
クモニ13001 79.3.14 彦根 |
この車両には木造車時代からのトラス棒が床下に残っていました。
危機が撤去されたので、その姿がよく見えます。
クモニ13001 82.9.2 彦根 |
こちらは上の写真から3年後の姿です。
場所をわざわざ動かしながらもしぶとく健在でした。
こちらは電気側ですが、床下機器は何もありません。
クモニ13001 79.3.14 彦根 |
車内の様子です。
荷物車の特性を生かして?部品置き場になっていたようです。
クモニ13001 82.9.2 彦根 |
2 comments:
台車もころ軸受けになっているということは、ありあわせのものをはいておりますね。
なにわさん
ご指摘のように台車も本来のものではないですね。
でもオリジナルが平軸受なので、逆にレベルアップ?
それ以外の理由がきっとあるのでしょうね。
Post a Comment