古い建物や街並みをめぐる紀行・地方電化私鉄以外の駅関係の写真については兄弟ブログ(「古い建物と街並みをもとめて」・アドレスは右側の兄弟ブログらんの「古い建物と街並みをもとめて」をクリックしてください)にアップすることにしました。  こちらも是非ご覧下さい(但し、こちらのブログは駅の写真以外は鉄分ほとんどありません。悪しからず)。

Tuesday, September 16, 2014

TQ本丸襲撃?~まったり休日の報告

三連休は良く晴れましたね。
中央道は渋滞50Kmとの報道に、日帰り温泉入浴は諦めて(ハナから計画なし?)近場の電車でのお出かけに変更しました。

本日はかみさんサービスデーです。
そこで、出掛けたのは・・・

クハ6155 14.9.14 自由が丘

TQ直通の堤会社の電車で自由が丘。

デハ6503 14.9.14 自由が丘

蟷螂号は嫌いなのでパス・・・。

デハ8541 14.9.14 自由が丘

・・・デハなくて、通過しちゃうのでこちらの電車に乗車して・・・。

安藤カバ雄駅
安藤カバ雄駅。
こちらの駅には大変な住人が二名も居住中。
でも、本日はかみさんと二人なのでここに大変な人々が住んでいるよ、と解説をするのみでお会いするのはまたの機会に。
その片割れのおっちゃんは死にそうだったようです(⇒世にも不思議ゲージ鉄犬)。

閑静な住宅街

テコテコ閑静な住宅街を徘徊。
画面正面には何と!あのTQ社長宅が存在しています。
このあたりの崖っぷちに本丸が存在していることはおぼろげにしか知りませんでした。

五島美術館 14.9.14 

テコテコ歩いて左側見たら、見たことのある名前のTQ本丸を発見しました。
そしてついにTQ本丸脇のこちらに到着!
こちらが本日の目的地です。

御大からの頂き物

こちらに来た目的は、以前御大からいただいた五島美術館のペア招待券を利用しての美術館見学でした(その時のお話はこちら⇒昨晩は渋谷のパンダで)。
ゲイジュツの秋ですからね・・・・。

五島美術館は、東京急行電鉄の創設者・五島慶太が美術品蒐集が趣味であったことから、その美術コレクションを保存展示するため、五島が没した翌年の1960年に東京急行電鉄を中心に、京浜急行電鉄、小田急電鉄、京王帝都電鉄の元大東急各社の出資により開館したものです。
この話を聞くとちょっと普通の美術館とは違った目で見えてきたりしますから不思議です。
こちらの美術館には国宝『源氏物語絵巻』を所蔵することでも名高いそうです。

五島美術館 14.9.14

展覧会の内容は自分には分不相応なものばかり。
ふ~ん・・・と思いながら歴史の教科書で出てきた人などの作品を拝観しました。
外の庭も見物できます。
築50年、建築業協会賞も受賞しているという本館はそんなに経っているとは思えません。


五島美術館 14.9.14

広大な庭には随所にこのような道祖神や灯篭が配されています。
中には「大日如来」や「六地蔵」なども存在し、それらは伊豆や長野の鉄道事業の際に引き取った石仏が並べられているんだそうです・・・う~む。
五島慶太翁はこの広大な庭を散歩するのが楽しみだったとか。

クハ9113 14.9.14 上野毛ー二子玉川

でも私には脇を走るこの方にも気が移ります。

14.9.14 上野毛ー二子玉川

蚊に刺されながら蟷螂を撮りました。
門に書かれた内容は、もしかして身につまされるような内容?

クハ9113 14.9.14 上野毛ー二子玉川

9000系もパチリ。

クハ9013 14.9.14 上野毛ー二子玉川

二子玉川側の春山荘門越しに電車を見ます。
でも・・・・もう、痒くてたまらずに8500系を撮らずに退散しました。

デハ5051 79.11.15 上野毛ー二子玉川園

実は、今回五島美術館に来るまで、この場所がTQ本丸脇であることには全く気付きませんでした。
この写真の橋の左側が五島美術館だったのですね。

デハ3450 79.11.15 上野毛ー二子玉川園

この左側の壁のような切通の上が今回行った美術館です。


デハ3450 79.11.15 上野毛ー二子玉川園

この時は全く気付きませんでしたが、この写真は今回蚊に悩まされた庭園の脇から撮ったものだったのですね。
撮っている方向は上の写真のクハ9013の場所です。
この付近の写真はこちらにもあります(⇒東急大井町線の3450形)。


お昼はちょっと贅沢に・・・

五島美術館見学の後はちょっと贅沢目の昼食タイム。

クハ34409 14.9.14 二子玉川

その後、おっちゃんのオフィスのあるRISEを物見胡散見物。
お帰りはTQに虐められて追放間近のこの電車がお出迎え。
蚊には悩まされましたが、渋滞には悩まされないまったりとした休日を過ごせました。


6 comments:

Cedar said...

おー、我が家から10分圏内を徘徊されてらしたんですね。
G美術館はリニューアル後は行ってません、入場料高いし〜
でも、あの庭園から見える景色が富士山や川の風致でなく、某アーキテクト事務所のビルやマンションで損なわれてるのを、G島さんはどう思ってるんでしょう?

chitetsu said...

Cedarさん
ご近所を偵察させていただきました(笑)。
G美術館の庭園の歩道にMt,Fujiと矢印を書いた敷石があり、かみさんとその場所に立ってみると見事に自社建物がその視界を遮っていました。
夫婦で顔を合わせて失笑をしちゃいました(笑)。

伊豆之国 said...

田園都市線の上り電車が二子橋を渡るところでは左手後ろに高く見えていた富士山が、二子玉川駅を出て右に急カーブして行く大井町線の車窓からは一転して右後ろに多摩川越しに見える、という風景の変化には面白みがあったのですが、遊園地跡の再開発による高層ビルの林立で、どうも富士山の姿が見えなくなってしまったようです。最近、山手線内最後の「富士山が綺麗に見える富士見坂」として名所になっていた西日暮里の富士見坂から、坂下方向への相次ぐマンション建設で富士山の姿が見えなくなった、という話題がありましたが、お屋敷町として名高い上野毛界隈の高台からも富士山が見えなくなるというのは、どうも闘Qは自分で自分の首を絞める行為をしているように思えてしまいます。
田園都市線乗り入れ運用の東武30000系は、最近まで31609~の1編成だけになっていたのですが、最近になって31606~の編成も運用に復帰したようです。
世田谷区民だった時期が長いのですが、この方面にはいまいち関心が無いせいもあって、「強盗慶太」美術館には一度も行ったことがありません。世田谷区に「上野毛」「野毛」があって「下野毛」が無いのが不思議だったのですが、川崎市の地図を見ると「下野毛」があり、後になっていろいろ調べてみたところ、「元々同じ村だったのが、多摩川の氾濫と改修工事で対岸に取り残され、明治の末に神奈川県に編入された地域」だったと知ったのでした。
…あっ、以前Cedarさんのブログに書き込んだのと同じようなことを…!!

chitetsu said...

伊豆之国さん
富士山はあちこちで見えなくなってきていますね。
夕焼けだんだんも話も残念ですが、ここ上野毛の話はもっと残念です。
まさに自分で自分の首を絞めるようなことをしていると思えてなりません。
富士の景観も強盗してしまうのでしょうか?

高速わんわん said...

玉川病院、見舞いに来んかいっ(核爆)!?

chitetsu said...

入院してたって知らんもん(核爆)!