夏休み親子旅～札幌近郊の鉄道見学

北斗星で行く北海道の旅、札幌到着後の巻です。
今回申し込んだツアーは札幌宿泊ホテル以外に北斗星の札幌到着から千歳で飛行機乗るまでのレンタカーがバッチリセットでついていましたので、それを利用して札幌近郊の鉄道をちょっと見てきました。

まず最初は北海道らしい風景を行くキハ４０を見に札沼線こと学園都市線の非電化区間に向かいます。

キハ４０４０１　１４．８．４　月ケ丘ー中小屋

非電化区間は列車本数がガクッと落ちます。
時刻表を見ると、時間的に無理無く撮れそうなのは一往復だけになりそうです。
まずは月が丘付近で新十津川からやって来る上り列車を待ちます。

１４．８．４　豊ケ丘

次に以前も来たことのある秘境駅ムードたっぷりの豊ケ丘に向かいます。
この雰囲気はいかにも北海道な感じですね。
周辺には人家は一軒もありません。
それにしてもホームが随分と斜めになってしまっています。
こんなので許されるのは流石北海道？

１４．８．４　豊ケ丘

駅舎も大変渋いものが残存しています。
これでもちゃんと便所が建物内にあるのが北国らしいです。

１４．８．４　豊ケ丘

こちらが駅前風景です。
今にも熊が出てきそうな雰囲気です。

キハ４０４０１　１４．８．４　豊ケ丘

待つこと暫し。
先ほどのキハ４０が戻って来ました。

キハ４０４０１　１４．８．４　豊ケ丘

こんな秘境駅ですが、一名お客さんが降りてきました。

キハ４０４０１　１４．８．４　豊ケ丘ー札比内

車体を左右に揺らしながらキハ４０が走り去っていきました。

１４．８．４　サッポロビール園

これにて、撮影は終了。
車をホテルに置いて夕食はこちらに向かいました。

１４．８．４　サッポロビール園

当然、サッポロビールにジンギスカン料理！

２１１　１４．８．４　西４丁目

食後は愚息リクエストでゴムタイヤ地下鉄と路面電車体験です。
西４丁目から乗車したのは、最古参の２１０形でした。

２１１　１４．８．４　すすきの

ビール飲んでいい気分でウトウトしているうちに、ネオンきらめくすすきのに到着。
全線約４５分、吊り掛け電車に揺られての市内電車完乗です。
冷房はないものの、開け放たれた窓からの空気は流石に涼しかったです。

２１１　１４．８．４　すすきの

すすきのから西４丁目までの路線延長、工事入札が不調になったことなどが報道されていましたが、早く実現すると良いですね。

　１４．８．４　札幌

市電乗車後は札幌駅へ戻って、急行はまなすを見物です。

１４．８．４　札幌

今や唯一の定期夜行急行列車となった『はまなす』。
急行列車であること自体が珍しいだけでなく、客車列車であることも、寝台車と座席車の混結編成であることも含めて絶滅危惧ポイントが凝縮したような列車です。

オハ１４５１２　１４．８．４　札幌

ううっ。
何ですか？この客車は！
ここは東南アジアですかっ！？
余りに酷い車体の状態に開いた口が塞がりません。
これで急行料金＋指定席料金を徴収するのは恥ずかしくないのでしょうか？

オハ１４５１２　１４．８．４　札幌

結構乗車率も良いというこの列車、もうちょっと綺麗にしてあげて欲しいものだと思いながら２２：００の発車を見送りました。