クハ893 80.12.6 堀切 |
古い木造駅舎を残した堀切駅。
この駅舎は随分改修されたものの今なお現役です。
到着する電車は長駆宇都宮を目指すクハ893。
10.3.12 堀切 |
因みに最近の様子はこんな感じです。
この間撮った気がしていましたが、探してみたら意外と時間が経っており、既に5年前です。
嗚呼、時間が経つのは早いです・・・。
10.3.12 堀切 |
駅舎正面はこんな感じです。
クハ828 80.12.6 堀切 |
堀切駅へ到着する78系準急伊勢崎ゆき。
クハ11602 10.3.12 堀切 |
こちらの近年画像です。
何系と言うのか解りませんが、いつの間にかスカートがついているのですね。
モハ7800 80.12.6 堀切 |
堀切から鐘ヶ淵の間は荒川の築堤脇を真っ直ぐに走ります。
浅草へ向かう電車は78系トップナンバー、モハ7800。
モハ7886 80.12.6 堀切 |
駅前の歩道橋からは昔も今もこの風景が見られます。
キャンバスの継ぎ目がくっきりしたモハ7886です。
クハ6808 80.12.6 堀切 |
6000系2連の快速急行『だいや』。
今回スキャンするまで2連なので回送と思っていましたが、れっきとした旅客列車でした。
クハ8644 80.12.6 堀切 |
こちらこそ回送列車の8000系です。
でも、方向幕は回送ではありません。
結構このあたりはいい加減ですね。
陽が落ちてきて、既に走行写真は限界の時間になっていました。
8000系の非冷房時代も懐かしくなりました。
モハ7886 80.12.6 堀切 |
堀切駅で撮った最後の列車はやはり78系です。
クリーム色の内装が暖かそうに見える時間になってきました。
クハ893 80.12.6 堀切 |
以上、暮れも押し迫った1980年12月の堀切駅の記録からでした。
6 comments:
堀切駅は東武のエアポケットみたいな存在ですね。この佇まいは映画にも登場します、小津の『東京物語』や森田芳光の『のようなもの』に登場しています。
Cedarさん
堀切駅周辺は確かにエアポケットのような場所でしたね。
しっかり映画の舞台でも出ていたのですね。
やはりその筋の方も絵になる場所を良く見ていますね。
先日の京成電車の話題の時、ドラマの中で電車に乗る前と後とでドアの開き方が変わったとの話題がありましたが、東武関連でも例があったので紹介したいと思います。
昭和50年代中頃から後半のTVドラマ「西部警察」の第65話「17年目の誘拐」(昭和56年1月18日放映)で浅草駅から荒川を渡る辺りまでの場面があったのですが、浅草駅で二宮捜査係長(庄司永健)が電車に乗るところで、外側からの場面では片開き(7300形か7800形)だったのが、内側からの場面では両開き(8000系)に変わっていたのを覚えています。ちなみに設定は荒川の河川敷に身代金の入ったカバンを落とす、というものでした。
「西部警察」は渋谷区、目黒区、世田谷区のあたりでロケをすることが多かったようで、山手線、東急東横線、京王井の頭線がよく出てきました。また、城東方面では銀座から品川方面の港湾地帯が出ることが多く、山手線の南半分に相当する範囲が「西部署」の管轄範囲(事件が起こる範囲)のようです。このため、上記の「17年目の誘拐」で東武電車が登場した時は、「遠くに足を伸ばした」という印象がありました。
原口さん
西部警察、懐かしいですね。
確かに『西部』ですから『東部』は守備範囲外だったのかもですね。
荒川の河川敷を舞台にしたドラマは過去から多くありました。
その度に結構東武電車や京成電車があらわれたりしていました。
番組スタッフには電車の違いは大概はわからないのでしょうね。
東武伊勢崎線を走っていた7800系、懐かしいですね。7800系と言えば、クリーム色の車体に木製板張りの床で有名なカステラ電車でした。7800系は伊勢崎線で乗ったことがありますが、東上線でも乗ったことがあります。
生田絵梨花愛好者 さん
都内では7800系が一番最後まで木の床を残した電車であったでしょう。
今考えるとよく走っていたものです。
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