嗚呼・・・買っちゃった・・ |
天賞堂から発売されたカンタムサウンド付きの機関車や気動車は店頭で見て涎を垂らしていましたが、ダイキャストやプラとは言えそれなりの高額。
やはり購入は躊躇われました。
しかしながら、EF64の発売の案内に心が揺らぎました。
EF64については小学生時代の思い出がどうしてもラップします。
小学生時代、親戚のある石和からの帰宅時にやって来た中央東線の列車はいつもの山スカでは無くEF64の牽引する客車列車の新宿ゆき。
先頭の客車のデッキから見る機関車の動きと独特のブロワー音は少年の心に焼き付きました。
そのブロワー音が再現されたおしゃべりEF64はどうしても欲しいという欲望が捨てられませんでした。
TOMIXのEF62とツーショット |
ということで結構悩んだ挙句にやっぱり買ってしまいました・・。
早速開封して記念撮影です。
開発のベースになったEF62とは兄弟関係ですね。
ちょっとだけいじりました |
完成品ながら、ついついちょっとだけ弄りたくなります。
若干のタッチアップほか小加工をして自分なりの『完成』状態にしました。
今回の楽しみはカンタムサウンド。
おしゃべり具合を早速確認しました。
通常パワーパックでは・・・ |
通常のパワーパックでまずは試運転。
目盛を2ぐらいにするとサウンドオン。
コンプレッサーが回る音がしてスタンバイ完了。
目盛を3ぐらいにもってゆくと、例の懐かしいブロワー音がしだします。
そして運転台の照明が切れて前照灯点灯後ゆっくり加速を始めました。
なかなか感動的です!
でも、自宅の試運転線では加速する前に停止・・・
なのですが、加速はプログラミングされていてトラコンのような挙動をするので、思った場所で止まらずにオーバーランをしてしまいます。
目盛を2以下にすると当然止まるものの、サウンドも切れてしまいます。
このあたりの扱いは慣れが必要そうです。
あと、ディレクションスイッチを素早くカチカチすると汽笛やATSが鳴るのですが、これも慣れないと汽笛吹鳴のはずがATS鳴らしちゃったりします。
DCCでは・・・ |
今回のカンタムを買った理由にはDCCでもカンタムとほぼ同機能の制御が可能であることがありました。
そこで、こちらも早速試運転。
流石にこちらはご機嫌です。
目盛のことやディレクションスイッチ誤操作のことなど考えずにストレスフリーで加減速できます。
先ずは、自分の思ったことはできて満足な気分となりました。
さて、折角なので以前発売された無言で走るアクラスのEF64と無謀な比較をしてみました。
当然、天賞堂に全て軍配が上がると思ったのですが・・・。
正面、左がアクラス・右がマル天 |
正面からの印象です。
色合いや窓の大きさなど全般的に見ると流石に天賞堂が良いものの、実は細部で見ると結構微妙です。
特に正面窓下のベンチレーターのモールドの浅さが気になります。
このあたりの表現はアクラス製品の方が良さそうです。
正直、一長一短でどちらが良いと言い切れません。
斜め前から |
斜め前からの表情です。
屋根周り |
屋根周りです。
全体のモールドはアクラス製品の方がスッキリシャープな印象で好感が持てます。
ただ、明かり窓は天賞堂の方が的確・・・
側面 |
側面はアクラスの方が個人的には好きです。
台車は・・・言うまでもなく |
台車は・・・
ご存知、アクラス製はなんと車体よりも幅が大きくNG。
言うまでもなく天賞堂に軍配が上がります。
ということで、正に一長一短で微妙な判定結果となりました・・・・。
さて、実物編です。
EF64は飯田線、身延線、大糸線、中央西線と旧型国電のあるところには必ずやって来る機関車だったので馴染み深く、それなりに写していました。
EF64 6 78.7.15 中津川 |
福米間に投入されてから中央線に移籍したグループです。
EF64 77 81.7.24 石和ー酒折 |
こちらは最終増備グループのEF6477の牽く臨時急行アルプス。
こちらの客車は波動用の12系でした。
EF64 77 81.7.25 上諏訪 |
翌日は同じ機関車が臨時夜行急行アルプスで下ってきました。
こちらには品川所属のスハ43系が未だ運用に入っていました。
12系客車とは夏場の当たり外れは大きかったと思います。
EF64 63 80.9.2 松本 |
貫通扉を開けっ放しの中央西線客車列車。
この客車列車は荷物列車主体で旅客用客車は3両しかついていませんでした。
このような荷物列車ありきの客車列車は結構全国的に残っていました。
EF64 58 96.6.22 初狩ー笹子 |
JR化後の中央東線の重連貨物列車。
EF64 53 84.6.16 稲荷山ー姨捨 |
急行ちくまを牽引するEF6453。
旧型客車から置き換えられたちくまは座席車は12系、寝台車は20系で組成されていました。
EF64 21 02.10.25 四方津ー梁川 |
21世紀を迎えて先が見えてきたEF64の活躍を何回か見にゆきました。
こちらはワンチャンス勝負の四方津付近の鉄橋を渡る重連貨物列車。
EF64 63 06.9.13 石和ー酒折 |
こちらは最後に撮った一般型重連の貨物列車。
既に国鉄色だけの重連はなかなか撮れなくなっていました。
6 comments:
お世話様です。
コントローラーですがカンタム含めてDCC機にKC-1/KM-1/ハイパーD/ECS-1/トミックスコントローラー各種(要するに高周波・パルス系コントローラーすべて)は鬼門です。
調光ボリューム類を切っていても微量ながら成分が出ているようでマジである日突然(もしくは1発目でも)、機関車が死にます(お客様からのご報告数件あり)から絶対止めた方が良いです。
*個人的にテストでKC+KMをD-101の子機として試用して確認以来、使用していません。
カトーのアナログコントローラーでセーフなのは青コントローラー類だけです。
高周波・パルスで死んだ場合、回路自体が破壊されるためメーカー保証の対象外になる場合もありますのでご注意くださいませ。
ちなみにリセットでは治らないので最低でも基板交換手術になります。
平和島の大将さん
えぇ~、恐ろしや~!!
二度とKATOコントローラーにはつながないようにします。
考えてみたらKC1はパルス系でしたね・・・・。
そう考えると大概の市販品はアウトに近い?
アドバイス、ありがとうございました。
おしゃべり機関車!
すばらしいネーミング!
使わせてもらいます(爆)!
しかしDCCにパスルけー、ややこしくて全部ダメにしちゃいそうでコワいよう~!
元祖おしゃべりわんわん殿
『おしゃべりトーマス』から頂きました。
おしゃべり車両に慣れると無言車両が安っぽく見えてきちゃいますのでご用心。
『おしゃべりトーマス』知りませんでした。
こんなものが出てるんですね。
カンタムサウンドに興味が湧き、YouTubeで見ました。
楽しそうですね。
高いけど‥‥
ところで、EF64牽引の荷物主体客車列車に篠ノ井線(松本以北)で乗ったことがあります。
同じ列車かもしれません。
それから、臨時夜行急行アルプスのスハ43系は、比較的涼しい夜間走行だったから非冷房車なのかもしれません。
この頃の北陸夜行急行「能登」「越前」もスハ43系(越前は横軽の重量制限のため?オハ47)でした。
ああ、ユーミンの歌じゃないけどあの日にかえりたい。
元・いきもの部長さん
おしゃべりトーマス、結構面白いですよ。
子供が小さい頃に発売されましたが、ちょっと高くて手を出しませんでした。
確か、その後にドレミファのおしゃべりをする京急2100のプラレールも出た気がします。
篠ノ井線で乗られた客車列車は恐らくその列車だと思います。
確か末期は長野まで一往復の設定だった気がします。
Post a Comment