Tuesday, July 1, 2014

日立電鉄 日帰り旅(2)

大甕で行き来する電車を一通り撮ってからは、一旦海側の終点の鮎川を目指します。

モハ12とモハ10 91.11.23 鮎川

鮎川の駅風景です。
左手には常磐線が隣接して併走します。

モハ16(左)、モハ14(右)
80.11.16 鮎川

モハ13形同士が顔を並べます。



モハ1007 80.11.16 鮎川

鮎川から先、日立方面への路線延長の予定があったため、線路は駅ホームから先にも数百メートル延びており、途中の踏切までは電車の留置線として使用されていました。
その側線には元相鉄の電車が寝ていました。
写真奥側に見えるのが鮎川駅です。

クハ2503 80.11.16 鮎川

編成の反対側クハも相鉄車です。




二枚ともモハ10 80.11.16 鮎川

こちらはオリジナルの電車のモハ9形、モハ10。
1943年という大変な時期に誕生した日立製の電車で、ほぼ同期の1944年日立製の熊本電鉄のモハ100形(こちら⇒熊本電鉄訪問)とは良く似ています。

EF81 85 91.11.23 鮎川

日立電鉄のすぐ脇には常磐線が走っていました。

91.11.23 鮎川

国鉄色を維持したこの電車もちょうど塗りかえが進んでいました。

10 comments:

  1. この時代の日立電鉄、元静岡から来た350形がワタクシのお気に入りでした。
    しかし自分が訪問した時は車庫でお休みしていて泣く泣く帰った事を覚えています。

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  2. 元・いきもの部長July 2, 2014 at 12:00 AM

    ちょっと出掛けにくい場所にある日立電鉄は、いろいろと改造された車両があまり好みでないこともあり、足が遠のいていました。
    結局、最初に訪問したのは元銀座線車両に全て置き換えられた後でした。
    (こちらが好みだったわけではありません。)
    モハ1007は荷電から旅客車に改造した車両で、登場時は驚きました。
    後に現れた国鉄やJRの同様な改造車、特に吊り掛けのクモハ84には、もっと驚きました。
    ところで、一番目の画像にあるモハ10は右端に半分写っているのかな?

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  3. 宵闇さん
    静岡の350形、私はここでは見ていません・・・、とうか居たんですね。
    福井にも行った電車ですよね。

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  4. 元・いきもの部長さん
    モハ1007から1009の相鉄からの電車、よもや荷電を再改造するとは驚きました。
    あの時代にこんなお買い物の仕方があるのか、とびっくりしました。
    クモハ84も驚きでしたね。
    一番目の画像はそうですね。
    ちょっとキャプション変ですね。
    いじりました。

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  5. 昔の三角電車の面影はすっかり無くなりましたがこうして行き残ったモハ13型14と16には興味深々です。
    電気式ディーゼル車キハとして生まれたルーツは神中鉄道(現相模鉄道)ではなく当時の相模鉄道(現JR相模線)だったのですね。
    湯口徹さんが茅ヶ崎の車庫で撮られた写真をネットで見てそのルーツを初めて知りました。
    日立電鉄はよくこんな珍品キハ改造電車を使って来たものです。

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  6. katsuさん
    三角電車、良くぞ生き残ったと思います。
    それもあんなに改造する手間をかけて・・・。
    戦後はそれだけ車両が貴重だったのでしょうね。

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  7. すみません、湯口徹さんの記事にあった写真の撮影者を間違えました。
    1939年に茅ヶ崎で相模鉄道の電気式ディーゼル車を撮られたのは黒岩保美氏でした。
    湯口徹さんはこの時代が撮れるほどご高齢ではないので大変失礼しました。

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  8. 相鉄に残った荷電と17m車、何故か2000を両運転台改造し、2500と荷物電車が日立へ旅だったんですよね。その意図や謎であります。

    それと、455系はこの段階で白に緑帯の東北色に全て塗り替わってます。一方、451系、453系は国鉄色のままでした。ジャンパ栓のフタが2組しかないのでわかります。
    塗り替えなかったのも当然、翌年くらいに廃車になってしまいます。

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  9. なにわさん
    コメントがダブっていたので片方消しておきました。

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  10. katsuさん
    ご丁寧に訂正コメント頂き、ありがとうございました。
    確かに戦前の話ですものね。

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