Monday, June 23, 2014

雨の岐阜

連日雨が降って、尚且つ蒸し暑く鬱陶しい季節ですが、本日はその鬱陶しい気分を更に助長させる雨降りネタです〜。

1995年の4月の600V区間訪問は生憎の雨でした。
そこで、この日は乗り鉄に変更、市内線直通電車のモ510形乗車を楽しみました。
その時のスナップからお届けします。


モ514 95.4.14 新岐阜駅前

新岐阜駅前にて。
地元自治体K察に意地悪された市内線電車はこんな主要駅でもホームどころかロープしか張れず、可哀相な乗客はステップを降りるのも大変そうです。
このロープだけの安全地帯も始発電車発着前に毎朝柱を建ててロープを張って、終電後に撤去しなければいけないのです。
我が目で見たので間違いないのですが、余りにもこれは不条理ですよね。
残念な役人が岐阜には多いのでしょうか。

モ514 95.4.14 新岐阜駅前

直通電車は2連とは限りませんでした。
昼間の直通電車は単行もありました。

モ514 95.4.14 新岐阜駅前

新岐阜駅前を出てゆく黒野行き電車。
背景のビルは名鉄電車の新岐阜駅です。


モ514 95.4.14 千手堂

卵型の運転台を客席から併用軌道を見ます。
ブリルタイプの台車の乗り心地は柔らかで、何とも言えない心地良いものでした。

モ514 95.4.14 北方千歳町
車内の雰囲気です。
転換クロスが並ぶ大正生まれの電車。
天井は若干二重屋根風で、つり革はありません。
外は氷雨が降っていましたが、古豪電車に揺られながらの車内は私にとっては楽しいひと時でした。



4 comments:

  1. 新セミボbusu-junJune 23, 2014 at 3:24 PM

    名鉄と言えばこの車、というほど入れ込んで随分と通いました。
    撮影時で既に車歴70年、それが毎日当たり前のように動いていたのですから、今考えると凄いですね。揖斐線に入るとかっ飛ばしてましたし。

    600V線区が一挙に廃止された時はかなりの驚きでしたが、最後まで行政とのアツレキが解けなかったのでしょうか。

    車道の一部を緑色に塗っただけの、おそらく日本一怖い電停たちも今となっては懐かしいです。

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  2. 『ギフノファイブテン』と呼ばれて、アメリカのトロリーファンにも人気だった510、車内の情景も懐かしいです。
    行政のイジメと名鉄の経営意欲減退で、あっという間に消えていきました。
    LA近郊のオレンジエンパイア博物館から引取りのオファーがあったとか・・?実現すれば良かったのに。

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  3. 新セミボbusu-jinさん
    この車に入れ込んだ人は多かったですね。
    自分も随分と行きました。
    大正時代の電車が直通急行で現役だったのは奇跡的ですよね。
    600V一挙廃止は悔やまれてなりません。

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  4. Cedarさん
    アメリカでも有名だったのですか!
    そんなオファーがあったのなら、一両ぐらい海を渡って欲しかったです。

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