そこで、以前撮った場所での今昔写真を撮ってみようと思い立ちました。
ユースのガイドブックとスタンプ |
久しぶりにそのユースホステルのガイドブックを引っ張り出して、どんなところで・どんなことしたかを当時のことを思い出そうとしましたが、改めてガイドブックの写真を見ても・・・地図を見ても・・・全く思い出せませんでした。
要は電車以外の事はきれいさっぱりすっかり忘却の彼方に行ってしまっているのでした。
これはこれで情けないです。
Katsuさんのようにメモを色々ととっておけば記憶を呼び覚ませたのかもしれません。
因みにガイドブックによると大宰府YHは素泊り1、150円、2食付2、100円とあります。
財源難の当時はありがたい存在でした。
ユースホステルのスタンプ帳も懐かしいですね。
これ、スタンプを集めるのが当時はすごく楽しみでした。
スタンプ帳によると・・・
太宰府の前の日は宇部YH・・・これは宇部小野田線を撮りに行った時に利用。
時ならぬ積雪で水道管が凍結してお風呂に入らなかったのだけ覚えているYHです。
太宰府には2泊して西鉄電車を堪能しました。
太宰府の次の日は熊本は水前寺YH・・・これは熊本電鉄が目的でした。
その後は合宿を経て四国に船で渡っています。
目的地は全て吊り掛け電車がある所オンリーでした。
東京からブルトレや、まして飛行機で行くなんて方法が考えられなかったMAX急行利用のみの身分の時の話ですので、当時の九州はやはり余りに遠い場所で、途中の寄り道が多すぎるとは言え、2月22日に自宅を出てから一週間をかけてようやく福岡に到着しています。
そして、西鉄電車の旧形電車を見たのは宮地岳線を除いてこの一回のみ、正に一期一会の旅となってしまいました。
さて、今昔写真です。
ク6055(左)、ク5131(右) 14.2.5 太宰府 |
昔の写真を持って行って今昔対比写真を撮るような計画的行動では無く、飛行機までの余り時間での思いつき行動でしたので、昔の記憶だけを頼りに撮ったら、随分と異なる画像になってしまいました。
モ305 81.3.1 太宰府 |
雪の降るモ305がいるのは現在画像の左側ホームですね。
自分の記憶では1面2線の駅だった記憶があったのですが、良く見ると昔から4面2線のホームだったようですね。
記憶なんてアテになりません。
ク5538 14.2.5 太宰府 |
現在の1、2番線ホームです。
ク353 81.3.1 太宰府 |
ホーム上家は木造のものから鋼製のものに変わっています。
14.2.5 太宰府天満宮 |
ちょうど飛梅が開花し始めていました。
81.3.1 太宰府 |
雪を被った飛梅と本殿。
この当時普通なら撮りそうに無い写真ですが、きっとさだまさしの曲に影響されたのでしょう。
流石に飛梅の枝ぶりは変わっています。
ク5530 14.2.5 二日市 |
場所を移動して二日市です。
この電車、普通車用かと思っていましたが、特急運用にも入るんですね。
ク361 81.3.1 二日市 |
こちらは1981年当時の二日市。
手前にバリアフリー対策のエレベーターができたものの、このあたりの風景は余り変わっていません。
5102 14.2.5 二日市 |
上の電車の後追い写真です。
モ307 81.3.1 二日市 |
1981年当時の同じ場所です。
ホームは少し伸びているようです。
走り去る303系電車はもちろん、すれ違う特急車(形式も判りません・2000系でしたっけ?)も今はもう無いのでしょうか?
今回訪れたらこの写真で画面右奥に写っている二日市車庫は跡形もなく無くなっていました。
短時間の訪問とは言え微かな記憶を頼りに再訪した太宰府界隈、楽しいひと時でした。
4 comments:
Cedarがなぜか好きな電車線が西鉄大牟田線。一貫性の無い癖のあるデザインの電車が集まり、そのくせ特急はクロスシート、単線区間もあるのに関東私鉄よりも高速運転やってる。
大阪以西唯一の高速インタアーバンという特異性も気になってました。
地味電303系も2000系も今では消えてしまいましたね。
Cedarさんは西鉄電車お好きですよね。
どの電車も独特の癖があるのは今も昔も変わらない気がします。
久方ぶりに乗った西鉄電車、結構なスピードで飛ばして気持ち良かったです。
新しい3000形という電車、好き嫌いでそうな癖のある外観ですが、車内も転換クロスでご機嫌でした。
昔の写真に今を対比させてみると面白いものですね。
昔の旅の記録でユースホステルのガイドブックとスタンプはよく保存してありましたね。
旅にまつわるモノは後になってみると興味深く楽しいものです。
私は貴重な片道キップや周遊券その他を無くしてしまい惜しい事をしました。
私の日誌は長期間の旅だと気合を入れて書こうとして途中で挫折し、結局ノートが余白のままに。
ちょっとした数日の旅であると克明に記録されていました。
しかし単なる行動記録で写真を撮った時の想い等は殆ど書いてありませんでした。
写真を撮った時にどんなエピソードがあったのか、その場面で何を感じたのか等を記録しておけば、
後になってどれだけ役立つか今頃になってわかりました。
katsuさん
こんにちは。
今昔対比は面白いですね。
以前諸河さんの都電の今昔対比の本が出てから興味を持っていました。
それにしても人間の記憶はここまで飛ぶのかと思うほど以前のユースのガイドブックを見ても記憶が蘇りませんでした。
メモを付けるのは今でも苦手ですがやはりちょっとしたキーになる一言でも残しておけば違うのかなと痛感しました。
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