古い建物や街並みをめぐる紀行・地方電化私鉄以外の駅関係の写真については兄弟ブログ(「古い建物と街並みをもとめて」・アドレスは右側の兄弟ブログらんの「古い建物と街並みをもとめて」をクリックしてください)にアップすることにしました。  こちらも是非ご覧下さい(但し、こちらのブログは駅の写真以外は鉄分ほとんどありません。悪しからず)。

Friday, February 28, 2014

中央線 阿佐ヶ谷 今昔

高校生時代の私にとって阿佐ヶ谷の駅は何かの折につけて写真を撮る定番の場所でした。
卒業後は、配給電車も荷物電車もなくなって訪問する機会は減りました。
そんな阿佐ヶ谷駅に久しぶりに立ち寄った時の写真から本日は何枚か。

クハ100-5 82.3.29 阿佐ヶ谷

1982年、主力だった101系にも流石に陰りが出ていました。

クハ201-3 82.3.29 阿佐ヶ谷

そのぶん201系が徐々に勢力を増やしつつありました。

クモユニ82802 82.3.29 阿佐ヶ谷

今は立川以遠にしか運用されない山スカは新宿着発がまだ結構な本数がありました。
荷物電車もしっかり併結されていました。

クハ201-33 06.12.3 阿佐ヶ谷

同じ場所で更に24年後に『久しぶり』に行った同じ場所です。
主力の座を奪ってから四半世紀。
既に新たな世代交代の時期を迎えていました。
背景の建物に随分と変化が出ています。

クハE233-16 14.1.18 阿佐ヶ谷

それからも8年経ちました、現在の姿です。
線路回りに障害物が増えていますね。

クハ201-55 06.12.3 阿佐ヶ谷

高円寺方です。
201系の牙城であった中央快速もついに先が見えてしまった時の撮影です。

クハE232-38 14.1.18 阿佐ヶ谷

101系の牙城から約25年間、その間に世代交代を二回見たことになります。

Wednesday, February 26, 2014

相鉄の電気機関車

相鉄の電気機関車は架線検測用のモニ2000形と並んで、なかなかお目にかかれない車両でした。
後年まで在日米軍の燃料輸送の貨物列車牽引に使用されていましたが、その当時は縁がなく、そうこうしているうちに1998年には米軍基地への燃料輸送が休止されたため、車両回送ぐらいしか目にするチャンスがなくなってしまいました。
そんな中、6000系電車の厚木送り込みの回送運転の情報を知人からもらい、ようやくその姿を見ることができました。
本日はその時の写真です。

ED14 04.12.9 かしわ台
かしわ台駅に入線した回送列車。
両端を電気機関車で挟んだプッシュプル編成です。
被牽引車は最後の6000系電車です。

ED14 04.12.9 かしわ台
ED10形電気機関車は全4両ですが、製造時期はまちまちです。
ED11が1952年製造、翌年ED12、翌々年がED13と蔵備が重ねられましたが、ED14は1965年と大きく間が空いて居ます。
全て東洋電機製造(書類上はED14のみ東洋工機製)によって製造された箱型のデッキ付き「東洋電機スタイル」といわれる独特の外観の機関車です。
台車や電動機は電車ものの流用で、その外観からしてロクサン電車のものではないかと思われますし、特にED14はMT40、モーターもそうかもしれません。

モハ6307 04.12.9 かしわ台
厚木に帰らぬ旅に向かう6000系電車。
この6000系電車は会社創立85周年記念行事の一環にとして登場時の旧標準色を再現したもので、最後のさよなら列車にも充当された車両です。

ED13 04.12.9 相模国分ーかしわ台
先回りして回送列車を待ちます。
ゆっくりとしたスピードでED13を先頭にした回送列車が相模国分信号場に接近するところを撮りました。

ED14 04.12.9 相模国分ーかしわ台

振り向いてのショットは、相模国分信号場を厚木に向かって転線するところです。

クハ5553 04.12.9 海老名ー座間

厚木での入換作業をして機関車が戻ってくるまで間がありますので、すぐ傍の小田急線を撮って暇を潰しました。
やって来たのは見飽きるほど見て、乗った小田急顔電車。
走るンですが幅を効かせつつありましたが、まだまだいっぱい走っていました。

クハ5555 04.12.9 海老名ー座間

同じ系列ながらシールドビーム改造を受けて不細工になったゾロ目のクハ5555。

クハ9304 04.12.9 海老名ー座間

9000系も何気なく撮りましたが、既に鬼籍入りです。

ED14 04.12.9 相模国分ーかしわ台

折り返しの回送はかしわ台駅寄りまで散歩がてら歩いて待ちました。
電気機関車は回送用の用途があるので当分安泰かと思いましたが、モニの職を奪ったモヤ700形の登場に伴い、2007年に全車が廃車されてしまいました。
結局、この時が最初で最後になってしまいました。


Tuesday, February 25, 2014

けいきゅうが好きだ!

先日の大倉山での濃~いNゲージャーミーティング(こちら⇒日曜日はNゲージャー@大倉山)の前に、実はヒカリエ号で向かったのは横浜。

クハ4110 14.2.23 横浜

どうにも好きになれないヒカリエ号を見送って~
目指す目的地はイモン横浜店。
ここで掘り出し物の委託品を購入に走りました。

カツミの京急デハ600、買いました。

購入した品物はカツミの京急600形4両セット。
1997年の製品です。
実はこのデハ600、個人的には因縁の電車です。
以前にエバーグリーンショップで目前にこの製品の委託品を発見。店員に声を掛けようとしたらタッチの差で隣の変なオヤジが割り込んで取られてしまった品物で、その時大変悔しい思いをしたものです。
基本完成品、ましてやブラスモデルの完成品なんて買わないChitetsuですが、西武と京急は一部完成品にまで手を出してしまっています。
そう、
けいきゅうでんしゃが私は好きなんです!

今回購入の完成品(左)と
前回購入品のキット(右)

そこで、その悔しさから必死になって探して購入したのが写真右手の車体キット。
これで納得のゆく600形をと思って逗子に行って実車の取材をしたりしたのが4年前のことですが、いつの間にか制作欲が萎えてしまいました。
そこに、委託品の情報が・・・。
『車体汚れ、傷あり、クーラー一部破損・・・』とあまり状態は良くなさそうですが、お値段もそれなりにリーズナブル。
そこで、一も二もなく横浜に駆け付けたのでした。

全然綺麗なデハ600模型


前オーナーが何をしようとしたのか、前述のようにお面上部やクーラーに真鍮地肌を出す暴挙に出たために格安価格で出ておりました。
でも、実際に傷を見たらちょっとタッチアップで治る程度のもので、これなら手直しなぞお安い御用!
このぐらいの傷で安く買えるのなら傷つきの方が良い!?

お面屋根部分に若干の傷

デハ600の大事なお顔の部分は、去年暮れの残念鉄コレ(こちら↓とこちら⇒残念だった上大岡での鉄コレお買い物残念だった鉄コレ京急デハ600)とは違ってばっちりです。


残念鉄コレ600


あと、車体の傷もこうやって見ると埃が付いているのかなレベル。

格好良いお面

お顔をアップ。
これからちょっとだけ手を入れて自分のものにしようと思います。
・・・ということで一生懸命探して購入したキットは不用品・箪笥の肥やし化してしまいました・・・。

さて、
イモンで買いモン後は折角なのでちょっとだけ京急に表敬訪問をしました。


デハ824-6 14.2.23 仲木戸

ダルマさん800形。
いよいよこの系列も世代交代の波がやって来ているようです。

デハ813-6 14.2.23 仲木戸

反対からもダルマさんがやって来ました。

デハ2148 14.2.23 仲木戸
カッ飛び京急といえばこれ、2100形。
本日もカッ飛んで来ました。
今回購入の600形のお孫さんですね。

デハ2068 14.2.23 仲木戸

デハ600を廃車に追いやった2000系も既に先が見えてきました。
窓周り白の復活塗装車を期待しましたが、来ませんでした。
微かに期待したのですが、さすがにそんなに都合良くはやって来ないものですよね。

デハ1424 14.2.23 仲木戸

新1000形もステ1000でないこちらはご贔屓です。


デハ624 82.3.26 仲木戸

最後は現役時代の600形上り特急。
やっぱ、デハ600形は格好良いです!

この後は東横線東白楽まで徒歩でテコテコ。
その後、白楽~六角橋商店街を見学して後、大倉山を目指しました。



Monday, February 24, 2014

日曜日はNゲージャー@大倉山

金曜日は遅れ馳せの新年会・G3@銀座の集いでしたが、日曜日は遅れ馳せの新年会・W(ワカモノの意)8+G1(ブログ主の意)@大倉山の集いに参加してきました。

クハ4010 14.2.23 練馬

練馬から大倉山には今や乗り換えなしの好アクセス!
やって来たのは滑ルンですのヒカリエ号・・・・

7105 14.2.23 大倉山

大倉山到着です。
メトロ7000系の特急が通過します。
7000系特急、どうも相変わらずしっくり来ません。
複数沿線利用者からも違和感が相変わらず拭えないとの話、ワカリマス。

モデルランド田中

大倉山駅からは徒歩数分、モデルランド田中さんが今回の会場です。
この看板の通り、運転会場付き模型屋さんです。

配給電車さんの配給電車と
私の仕掛かりクモル

今回のお誘いを頂いた配給電車さん(こちら⇒配給電車の通い箱)の正に配給電車を拝見。
恐ろしくリアルです!
私も工作中の大きい配給電車を持参して対決。

ヒナさんのクモル24006

そこにやって来たのは南ヒナさん(こちら⇒ヒナの業務日誌)の配給電車新作。
コレは仙石線の30系電車を改造したクモル24006。
マニアックな車両です。

クモル24006下回り
このクモル24、床下は魚腹台枠が再現されています。
恐るべし、です。

配給電車揃い踏み

配給電車、揃い踏みです。
ヒナさんの配給電車の完成が楽しみです。

大小クモハ73

南ヒナさんはお得意の73系電車を沢山持参。
私の大きいクモハ73と記念撮影です。

拙作・富山港線

一応、私の富山港線も走りました・・・。


ヒナさんの中央西線72系

こちらは中央西線の72系10連です。

神領のクハ79
左から右に古いもの順

特徴のあるクハ79が揃い踏みです。

新製クハ79初期車

こちらは52年度型新製72系のクハ79です。

クハ79・53~54年度車


こちらは53~54年度型のクハ79です。
傾斜窓の初期グループです。

クハ79。鋼板屋根グループ

こちらは57年度型鋼板屋根のクハ79。
半鋼製電車最後のグループです。

全金試作車・クハ79904


こちらは桜木町事故に遭ったサハ78改造の試作全金属改造車・クハ79904。

クハ68200に改造中

それ以外にも楽しそうな車両を拝見しました。
こちらはKATOの例のクハ47を改造して新潟のクハ68200を目指しているそうです。
お面の感じ、イイですね。

エボクハ103

こちらはエボのクハ103。
サンバイザーまでついています!
こちらは確かに完成品を凌駕しています!
屋根の車体色が回った表現など、恐ろしいレベルの仕上がりです。


ドアの開く鉄コレ改造105系

こちらは、モデルスにも紹介された味醂醤油さん(こちら⇒西多摩車輌工場日誌)の鉄コレベースの福塩線105系電車。
写真のように何と乗務員扉と貫通扉が開きます。
何なのでしょう、この精度!
目を皿のようにしてみても、この手の加工でありがちな変な隙間のない仕上がりです。


他にも原口さんの旧形国電やおばきゅうさん(こちら⇒小田急中心の模型のページ)の小田急1600や1800など、全部写真が撮りきれないうちに時間UP!



そして、今日も乾杯( ^^)/▽▽\(^^ )
いぇ~イ!!!

14.2.23 大倉山

色々なモデルとお話を聞けた楽しい一日でした。
配給電車さん、みなさん、ありがとうございました~。

Sunday, February 23, 2014

西武N101系オールMの臨時電車

先週の大雪以来西武秩父線の一部区間の不通が続いて金曜日にようやく復旧したそうです。
何でそんなに不通になっているのかが不思議で検索してみました。

芦ヶ久保駅の3番線ホーム。線路とホームの境目が分からない。
Webニュース画像から

ホームページを見ると多いところでは4mの積雪の由。
上のニュース画像を見ると、さもありなんと納得せざるを得ません。
この大雪で101系の臨時列車のことを思い出しました。
そこで今日はその時の話題です。

西武101系の本線運用も引退が秒読みになってきた2010年の夏に、臨時電車が運転されました。
同好の方が主催された臨時電車でしたが、有り難いことに運転時刻が公開されていました。
運転は新宿線西武新宿から横瀬までとのこと。
折角の機会なので、行ってみました。

クモハ287 10.7.4 鷺ノ宮ー下井草
先ずは送り込み回送を鷺ノ宮で待ちます。
学生時代から何度となく撮ったお馴染みの場所です。
回送電車ながら『奥武蔵』のヘッドマークが装着されていました。
ヘッドマークはそんなに好きでない自分ですが、このヘッドマークは湘南顔にはよくマッチしていると思います。

クモハ272 10.7.4 鷺ノ宮ー下井草

振り向いて復刻塗装の271編成を撮ります。

クモハ272 10.7.4 武蔵関ー東伏見

下りの臨時列車は武蔵関で待ちます。
大きなモーター音を唸らせながら眼前を爆走してゆきました。
できれば種別表示に『快速急行』か『急行』があるといいのですが、営業上ダメなのでしょうね。

クモハ287 10.7.4 武蔵関ー東伏見

振り向いて、狙っていたショットを撮影。

クモハ272 10.7.4 東吾野ー武蔵横手
この列車、途中で追い抜けました。
久方ぶりに飯能から先の山間区間にも行ってみました。

クモハ287 10.7.4 東吾野ー武蔵横手

お陰さまであまり見れない2+2の臨時列車を堪能できました。
結局このカットが山間区間で撮った101系最後の写真となりました。