Wednesday, November 6, 2013

撮影台兼展示台を作る (下)

撮影台の工作、終盤です。
Nゲージの撮影台で使うときには架線を張ってちゃんと電化路線を再現できるようにしたいと考えました。

TOMIXの鉄柱
架線柱にどれを使うかは悩ましいところでしたが、最終的には繊細なモールドが気に入ったTOMIXの<3077>単線架線柱・鉄柱型にしました。
但し、製品のままでは近代的過ぎて、私の電車ラインナップには余り似合いません。
そこで、ちょっといじってみることにしました。
ひとまずの試作をしたのが上記写真右側です。左側はデフォルトの製品状態です。

試験建植

試しにモジュールにもブッ刺してみます。
まあまあな感じですね。

架線柱、古っぽく改造中
試作結果から若干プロポーションに問題はあるものの、なんとかなりそうな感触を得たのでお得意の誤魔化し工作の開始です。
製品はビームがパイプタイプですが、自分的にはアングルタイプの方が古臭くて良いと思っていますが、ちゃんとやるなら全部作り直しです。
これでは自分の地鉄電車同様に苦しみを伴っちゃいますので、安直な方法でそれなりの効果を出す方向で考えます。
そこで・・・
ビームを細く削った上で0.8角のアングルでビームを延長してそれっぽくすることにしました。
台座も製品が随分デカイのでカットして差込用の線を植え込みました。

加工終了、塗装待ち
こんなふうに仕上げました。
こちらは塗装待ちの図。

塗ってみました

こちらは塗装後・完成の図。
なんちゃって改造ですが、それなりに古っぽくなった気がします。

軽便用架線柱
軽便用架線柱も作りました。
こちらはエムズコレクション製のレーザーカットの架線柱にお得意、エバーグリーンのプラ材でまとめました。
碍子はTOMIXの架線柱の碍子を加工して作りました。
スケール的には矛盾しますが、N用の碍子が大きめなので、違和感ありません。

架線柱取付ピン
左・軽便用、右・N用

取り付けピンは軽便用(左)とNゲージ用(右)でそれぞれセンターから遠近方向にオフセットすることで各々適正な建築限界にしています。

架線も張ります

架線も当然張ります。
使うのは銀河モデル製のこちら。
架線の色はどのようにも見えて微妙ですが、濃茶色にすることとしました。

完成した撮影台兼展示台
完成しました!

全景・反対側
踏切側からの全景です。

こんな雰囲気です。

やはり電車には架線!
ぐっと引き立ちます(目が他にゆくのでボロも隠せます)!

田舎電車向きになりすぎた?
ちょっと田舎臭くしすぎて車種を選ぶ結果になったおそれもありますが。

軽便電車もOK!

HOn3で活躍時はこんな感じです。
スケールを特定するものが架線柱くらいですので、違和感なく溶け込めていると思います
(当然、踏切標識も交換します)。

第四種踏切
以上、展示台プチ工作記でした。
みなさんもこんな展示台、如何ですか?

4 comments:

  1. 元・いきもの部長November 6, 2013 at 11:32 PM

    お~!いい感じです。
    「走るんです」なんかは似合わなくって(笑)
    ゆる鉄写真家好みの踏切が、いいアクセントになっています。
    架線が加わると更に魅力が増しますね。
    次は、ここで初舞台を迎える古風な新車を楽しみにしています。

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  2. 元•いきもの部長さん
    無事田舎風展示台完成しました。
    ここには『走るンです』は入線禁止です^o^。

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  3. これをアクリル・ケースに入れれば立派な飾り物ですよ、玄関の靴入れの上あたりに、これだけ載せても箱庭です!!

    この風景どっかで見たなぁと思っていたんですが、今日やっと思い出しました。
    倶知安から小沢方面1.5Kくらいに北四線踏切というところがあります。
    バックに蝦夷富士(羊諦山)が見えるところで、この踏切を過ぎると倶知安峠に向かう勾配なので、復活C62の有名なお立ち台です。

    chitetsuさんは電車派ですから架線柱必須アイテムでしょうが、架線柱はずして、ハエたたきというのも趣があると思います。
    (小生の頭の中ではこの展示台の上には、C623+旧客が載っていて。。。。。と、勝手に想像を膨らましております)

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  4. maru-ha殿
    アクリルケース入れて好きな車両を飾るのも確かに良いかも。
    倶知安から小沢・・・
    懐かしいですね。
    たぶんそのポイントで自分もジェット機のような音して走り抜けるC62撮った気がします。
    因みに、架線柱は外れて、ハエタタキ化もできる構造です(^O^)。

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