それに負けじと連動企画でアクセスアップ!
温めていた記事をアップしたいと思います。
ウラ側は無い、オモテ側のみですが・・・。
山陽電車の東二見の車庫には事業用の電車が一杯いました(東二見車庫訪問記はこちら⇒山陽電車のロクサン電車)。
1(左)、20(右) 80.3.14 東二見 |
この茶色い軍団の車両数、ちょっと尋常ではありません。
1 80.3.14 東二見 |
大正12年製造の木造有蓋電動貨車を戦後に車体の鋼体化を行った車両です。
1と2の二両が居ました。
3 80.3.14 東二見 |
こちらは昭和3年製造の有蓋電動貨車ながら、やはり木造でした。
こちらも戦後に鋼体化されています。
昭和45(1970)年に中央部が欠き取られて無蓋化されています。
5 80.3.14 東二見 |
こちらはさらにその後の昭和12年製造の車両で、こちらは逆に無蓋電動貨車として製造されたものを戦後に有蓋化されています。
この行ったり来たりの改造、主旨が良くわかりません。
20 80.3.14 東二見 |
こちらは旅客電車200形を改造したレール運搬用の無蓋電動貨車です。
相方の21号車とセットでユニットを組んでいます。
21 80.3.14 東二見 |
20号車とコンビを組んでいて、一見制御貨車に見えますが、電動貨車です。
41 80.3.14 東二見 |
こちらは大正6年に製造された有蓋電動貨車の車体を取っ払ったレール運搬用のフラットカーです。
20形の間に挟まって編成されています。
以上、山陽電車の事業用車両でした。
屋根が付いたり外したり、果ては全て取っ払ったりといろいろ複雑な経緯を経た興味深い車両たちでした。
4 comments:
じぇじぇ~!
モノスゴイことになってきましたね、山陽電車(爆)!
連動企画、ありがとうございます。
しかし、遠路はるばる東二見まで。さすがおっちゃんです。すばらしい。
しかも、いただいた写真のタレ流しの当方に比べ念入りな解説、本当にタメになります!
それにしてもこいつら、むちゃくちゃそそるカタチしてますよね?!
なぜ人は事業用車にこんなに惹かれてしまうのか・・・
イヌチ20+ヌチ41+イヌチ21殿
じぇじぇ~!
東二見は魔境のような車庫でした。
信じられないくらいの両数の廃車体と合わせて事業用車もドバドバ寝てました。
これでも1970年ごろ結構処分したらしいですから、その前はもっと凄かったのでしょうね。
良くも悪くも個性的で一癖も二癖もある事業用電車たちに乾杯!
これだから、事業用車にこんなに惹かれてしまうのだろう。
細かいところまで図面を作成して作り込む営業用車と違って、事業用車は大雑把な図面を基に現物合わせで作っているのかな?
元・いきもの部長さん
山陽電車の事業用電車たちは手造り感覚いっぱいの楽しい車両でしたね。
仰るように、きっとかなりな部分現物合わせでいじっているのではないでしょうか?
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