車体各部仕上げ後、洗浄。
屋根はChitetsuの定番、スウェード調スプレーを吹きます。
屋根マスキング |
こちらはマスキング中の様子です。
本塗装とは違い、多少はみ出てもペーパーで磨けばすぐ復旧できるので、割合ユルイ気分でできます。
スウェード調スプレー吹き付け |
スウェード調スプレーを吹き付けたところです。
後ろにガソリンカー改造クハが待機中です。
車体ディテール工作開始 |
塗装後はすぐさま前照灯を付けます。
これは私の癖です。
理由は、前照灯が付かないと電車に見えない気がするからです。
そして、問題の車体側面とロストの正面との接合部は・・・
車体関係ほぼ完成 |
写真は車体回りがほぼ完成の状態です。
後ろの電車は既にレポート済のガソリンカー改造クハです。
画像を見ると手すりが平行でないですね。
これは後で修正しましたが、結構肉眼では気づかず、こうやって写真を撮って客観的に見るとボロが出るものです。
要は、肉眼なんてアテにならないもので心理的に『並行』、『直角』と思ってしまうと、そう見えてしまうのが怖いです。
今回の名鉄モ400は個性の強い電車なので、基本的には実物のディテールを尊重(せざるを得ないのですが)して工作を進めていますが、雨樋だけは変更しました。
それは、以前にも書いたように妻面との継ぎ目を綺麗に処理不可能と思われる位置で継いであるため(ぶーぶー)、どうせなら縦樋をつけてしまおうという作戦です。
故に縦樋の位置は、ちょうど継ぎ目の位置としましたが、これは実物でも良く付けられている位置ですし、後年の改造で追加された事例も数多いので、言い訳もバッチリです。
折角なので古風な丸樋とし、線径も気持ち細めにしました。
次は下回りでもうひとつの懸案・台車です。
台車の勉強~日車の車両史より |
下回りの工作の続きです。
今回は中間台車が連接部分から丸見えなので、台車枕梁部分についてはそれなりに作り込むことにしました。
例によってバイブル本、日車の車両史・台車編で構造を再度確認します。
そのままの構造には当然できませんので、適宜ディフォルメして製作をします。
台車の加工 |
エバーグリーンのプラ材を使って雰囲気重視で工作をしました。
仕上がった感じはこんな感じです。
拝障器もプラで |
従来真鍮で作ってきた排障器も今回初めてプラ材で製作しました。
ダミーモーター装着 |
ダミーモーターもプラ材でそれなりの格好にしました。
間違っても連接台車にはモーターは装架しません(笑)。
連接部分の様子 |
車体側の台車を支える台座は運転性能に影響しそうなのでスルーしました。
それでも、台車をいじった効果がテキメンです。
こうなるとパックリ空いた広幅貫通路が気になってきます。
生地完成です |
(念のため)パンタがひしゃげているのは配管準備工事のためです。
次回は塗装です。
6 comments:
ご無沙汰です。
オールブラスでも屋根だけ先に塗るんですか?
配管類は接着なんでしょうか…。
違和感バリバリの工法なんですけど…。
鉄ヲさん
ご無沙汰です。
西武1411は順調ですか?
屋根はどうしてもスウェード調をかけたくなります。
接着併用は鉄ヲさんには許せない工法でしょうな。
ガソ改造クハが白いままで写ってる・・
てことは、この写真は結構前の撮影なんですね。
てことは、すでにほぼ完成?
早く元単車の連接車+ガソ改造クハの編成が見たいです。
Cedarさん
そうなんです・・・
ガソ改造クハとは雁行作業をしていました・・・
と言うかクハが塗装前まで行ったところでストップ、連接電車に浮気したのです。
なのでいつもながら塗装前で渋滞。
塗装は十把一絡でやっつけてしまうという毎回のパターンに陥ってます。
その後はクハの方が先に完成。
連接車はその独特の構造に悩まされて完成まで遅れをとっていました。
大分出来上がってきましたね。
やはり、連接部分には幌が欲しいなぁ。
台車の釣り合い梁は、オリジナルのU字形ではなく半月形になっていますね。
余談になりますが、名鉄オリジナルの連接車は、新造のモ880やモ770も含めて、連接台車にはモーターを装架していませんが、札幌市電A830→モ870は1台車1モーターなので連接台車にもモーターを装架していました。
元・いきもの部長さん
そうなんです、連接部分にパックリ空いた広幅貫通路は何とかせねばなりません。
台車はオリジナルとは違えて見ました。
札幌の連接車の連接台車がモーター付きとは知りませんでした。
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