併用区間で電車を撮ったあと、黒髪町から電車で北熊本経由で上熊本を目指しました。
先ずは1981年の初訪問時の写真からです。
モハ122 81.3.2 上熊本 |
車体に『菊池温泉⇔熊本』という大きな看板(サボ?)をこの頃の電車には掲げて走っていました。
202A 13.7.23 上熊本 |
これはびっくり、何一つ痕跡の無いような変貌ぶりです。
モハ122 81.3.2 上熊本 |
既に側線が撤去されて一線スルーにはなっていましたが、まだのんびりとしたムードが残っていました。
202A 13.7.23 上熊本 |
南海角ズームの成れの果てです。
関係の深い西鉄系工場で改造を受けて、前照灯もグロテスクな西鉄風に化けています。
排障器もインドネシアの電車みたいにグロテスクで、好きになれません。
車番の『A』は?ATSのAだそうです。
よくわかりません。
モハ122 81.3.2 上熊本 |
202A 13.7.23 上熊本 |
81.3.2 上熊本 |
当時の駅前の道は細い道で、のんびりとしたものでした。
今回訪問して片側二車線の道路になっており、道の反対側の行くのも憚れるような交通量でしたので、こちらは今昔写真はあきらめました。
89.5.6 上熊本 |
九州新幹線工事の時の高架化に合わせて撤去か保存かで話題になりましたが、結局は撤去されてしまい、残念です。
13.7.23 上熊本駅前 |
曳き家して保存されたのか?と思いきや・・・
13.7.23 上熊本駅前 |
まるで映画のセットみたい。
駅舎をイメージした電停上屋だったのです!
これはちょっとびっくり。
後で調べたら、保存運動の結果使える正面部分と屋根一部分を生かした形での駅舎の再現であったようです。
8501 13.7.23 上熊本駅前 |
柱は鉄骨で組まれており、外観は全くの張りぼて状態です。
嬉しいような、騙されたような・・・不思議な気分です。
因みにこの不思議な外観は九州新幹線の車窓からばっちり見えました。
裏側が見えるので何とも滑稽な姿・・・としか言い様がありません。
9703A+B 13.7.23 上熊本 |
構内には日本初の超低床車がラッシュの出動を待っていました。
4 comments:
上熊本はずいぶん変わってしまったのですねぇー、側線に停まっていたナロー時代からの貨車やホームの線路が市電の線路に向かって併用軌道風に伸びていたのを思い出しでました。
こんばんわ。
熊本電鉄は、Chitestuさんが訪問された前年に上熊本に立ち寄り、僅かな時間ながら楽しんだのですが、写真を見て、その時の事を思い出す事が出来ました。
しかし、今ではすっかり様変わりしていて、ちょっと驚いています。元南海の車両も、原型のすっきりした車体を知っているだけに、ゲテモノ過ぎてちょっと駄目ですね…
Cedarさん
上熊本の変貌ぶりには驚きました。
私の訪問時は既に側線も、市電の線路に向かって出ていた線路はなくなっていましたが、熊電のみならずJRも市電も以前の雰囲気はなくなっていました。
nnishi1968さん
こんばんは。
ということは1980年の訪問ですね。
今行っても昔の記憶が蘇らなそうな変貌ぶりでした。
角ズームもこんなになっちゃうんだ、とびっくりしました。
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