ザッケローニ監督を見ていて思い出した電車

昨晩は人並みにワールドカップ・アジア最終予選をハラハラしながら観戦していました。
試合後のザッケローニ監督の表情を見ていて、ある電車のことを思い出しました。
今日は、ワールドカップ５大会連続出場記念・何故かイタリア電車のお話です。

１１．８．１１　Stazione di Roma Termini

二年前の夏、清水舞台飛び降り家族旅行でイタリア訪問の時の早朝のローマ・テルミニ駅です。
（この時のローマのトラムのレポートはこちら⇒ローマのトラム）。

国際夜行列車がテルミニ駅を出てゆきます。
以前に比べると客車列車でのこのような夜行列車は随分と減少した気がします。

１１．８．１１　Stazione di Roma Termini

そんな夜行列車が何本か出て行った後の静寂の中、ローカル列車の始発列車が入線してきました。
素性も形式もよく分かりませんが、ウインドウシル・ヘッダーふうのものが付いた前パン電車の４両編成は、それなりに年季の入った電車とお見受けしました。
似たような電車に１９６０年ごろ製のALe800形というのがありますが、ちょっと形が違うようです。
ネットで調べましたが良くわかりませんが、それなりに見た目に気になった電車でした。
客車列車主体の欧米諸国の中にあって、スイスと並んでイタリアは密かに電車が活躍している国の一つです。

１１．８．１１　Stazione di Roma Termini

イタリア全土を席巻するいたずら書きの餌食にこの電車もなっていました。
運転席から顔を出している運ちゃん、この人が何故かザッケローニみたいに見えてしまいました（良く見ると全然違うのですが）。

１１．８．１１　Stazione di Roma Termini

こちらも乗務前の一休み中のなんちゃってザッケローニ。
どこか最近の日本では見られなくなった、ゆったりとした空気が流れていました。

１１．８．１２　Stazione di Roma Termini

翌日見た色合いの違う同類電車。
国鉄風に言えば『クモハ』でしょうか？

１１．８．１２　Stazione di Roma Termini

どこか気になるイタリアのローカル電車でした。