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Sunday, June 2, 2013

青森運転所のクモヤ740とクモヤ441

モハ72改造の交流電車として先日試作電車クモハ491形のお話をしましたが(こちら⇒40年ぶりの再会 『最近10年の国鉄車両』)、その後の交流電化が本格化した後には牽引車が必要となり、クモヤ90の交流・交直両用の牽引車として72系電車が交流区間にも進出しました。

クモヤ740-52 01.5.8 青森運転所
これら牽引車は九州や東北などに配置されたため、なかなかその姿を拝むことができませんでした。
そんなクモヤ740を青森でようやく見ることができました。
交流用らしく屋根は低く改造されていますが、それ以外はクモヤ90に似たイメージの電車です。

クモヤ740-52 01.5.8 青森運転所
こちらは、パンタ側です。
窓のいくつかがルーバーに改造されていますが、これはクモヤ91でも事例があります・・・が、それ以上に気になるのはパンタ側一つ目のドア部分です。

クモヤ740-52 01.5.8  青森運転所
最初は??と思いました。
なんと、ドアがくり抜かれてオープンデッキふうになっており、その内側にはオハ35から頂いたような開き戸がついています。
恐らく、入れ換えの便のためなのでしょうが、不思議な改造です。

クモヤ441  01.5.8 青森運転所
交直両用の牽引車、クモヤ441はモハ72の850番台と920番代を改造した電車で(お役御免になって待機中の山スカモハ72850はこちら⇒豊田電車区訪問)、改造が遅かった分、車体は流用ではなく新製されました。
こちらも初めて見ることができましたが、既に役目は終えていたのかもしれません。
どちらにしても下回りはきっと中央東線でお世話になっているはずなので、それなりに懐かしい出会いでした。

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