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Thursday, April 4, 2013

初秋の新潟交通 (1)

14年前の今日は新潟に居ました(昨年の記事はこちら⇒13年前の今日 新潟交通廃止の日)。早いもので、新潟交通全線廃止から今日で14年目になります。

新潟交通は沿線のロケーションとしては起伏もなくメリハリはありませんでしたが、意外とバラエティに富んだ車両群と沿線の駅風景の渋さから何度となく訪問した鉄道です。
その訪問時の画像をシリーズでアップしてゆきたいと思います。
第一回目と二回目は81年の初秋の訪問記からです。
1981年の新潟交通訪問は、北陸鉄道巡りの後、富山から夜行で新潟交通を目指しました。

元頸城鉄道新黒井駅 81.9.5 黒井
富山でどんなふうに時間を潰したのか全く記憶がありませんが、かなり遅い時刻の列車に乗ったものと思われ、黒井で車窓から見えた、頸城鉄道の新黒井駅舎を撮っています。

二枚とも クハ39 81.9.5 燕
早朝の東三条から弥彦線で燕を目指します。
そこには元西武のクハ39が乗り換え客を待っていました。

日車標準車体と小田急車体の車両が圧倒的な中での数少ない古典的なスタイルを残していた一両です。
早速この電車に会えて嬉しかった記憶があります。
乗客減に悩んでいた新潟交通が、社会実験的に燕口の区間電車を増発していた頃で、それをあてにして燕側から入りました。

クハ39(左)、クハ49(右) 81.9.5 灰方
この電車に乗って灰方駅で下車しました。
燕から乗車したクハ39とクハ49との離合。

モハ16(左)、モハ24(右) 81.9.5 灰方
灰方で何回かの離合風景を撮りました。
左の電車は唯一小田急車体で電動車になったモハ16です。

モハ16 81.9.5 灰方
最初にやってきたのは、これまた一両だけの小田急車体の電動車、モハ16です。
なかなか格好良いですね~。そして、巡りあわせもラッキーです。
このラッキーは続きます。
クハ37 81.9.5 灰方

これまた、ラッキー!
元国鉄の機械式気動車改造のクハ37です。これまた一形式一両。
正面も側面もかなりな手が入っていますが、やはりキハ04の素性は隠せません。

クハ36 81.9.5 灰方
これも、プチラッキー。
小田急車体は基本1400形ですが、一両だけそうでないものがありました。
こちらはクハ1350形の車体流用車で、細部にわたってクハ45形とは異なります。
この続きは次回お送りします。

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