古い建物や街並みをめぐる紀行・地方電化私鉄以外の駅関係の写真については兄弟ブログ(「古い建物と街並みをもとめて」・アドレスは右側の兄弟ブログらんの「古い建物と街並みをもとめて」をクリックしてください)にアップすることにしました。  こちらも是非ご覧下さい(但し、こちらのブログは駅の写真以外は鉄分ほとんどありません。悪しからず)。

Friday, February 15, 2013

電車区訪問 クモハ32をもとめて(2) 高槻電車区

高槻電車区は駅から少し離れているために、ここには電車区と駅を往復する職員輸送用にクモハ32が居ました。
このような用途で生き延びる旧型電車は、当時ここ以外でも幕張・大船・国府津など何箇所かで見ることができました。

クモハ32002 79.3.14 高槻電車区
新型電車の中に囲まれて休憩中のクモハ32。

クモハ32002 79.3.14 高槻電車区
固定窓という固定窓、全てHゴム化改造をされています。
いかにも関西型国電の風貌です。

クモハ32002 79.3.14 高槻電車区
職員輸送用には簡単なホームが設けられていました。
クモハ32は2扉のクモハ42を切迫した戦時輸送対応で4扉化した改造車ですが、最後の活躍はドアが片側一個あれば充分な仕事だったのも皮肉です。
何故か貫通扉にステンレス製と思しき装飾がなされていました。
もしかしたら電車区の誰かが洒落っ気を出して付けたのかもしれませんね。


クモニ13009 79.3.14 高槻電車区


クモニ13015 79.3.14 高槻電車区
構内にはクモニ13が2両繋がって休憩中でした。
正面のHゴム改造方法が違ったり、『荷』の表記の有無など、ちょっとした違いがありました。

クエ9400 79.3.14 高槻電車区
実用初の4ドア電車、鶴見臨港鉄道の遺産のクエ9400もいました。

4 comments:

12号線 said...

明石区には同じ鶴見出身のクエ9401が、引込み線の東端で年中日向ぼっこしていましたね。
当時高槻・明石とも緩行線103系の根城でしたが、首都圏配置車両とはどこか違う仕様に興味津々でした。

三等急電 said...

chitetsuさん、こんばんは。

高槻電車区に73系でない2種類の4ドア電車がいたなんて奇遇ですね。
職員輸送といえば、鶴見駅の海側貨物線に停まっているクモハ12を見かけたことがありました。行先は新鶴見かな?

chitetsu said...

12号線さん
明石電車区のクエ9401、結局私は車窓からみるだけで終わってしまいました。
見に行かなかったのが悔やまれます。
京阪神緩行線の103系、首都圏とはちょっと雰囲気が違いましたね。
103系本来の用途とは違う高速運転の唸りを立てて走る姿が印象に残っています。

chitetsu said...

元・いきもの部長さん
こんにちは。
高槻のクモハ32、姿変われど生まれた時と同じ場所でのんびりと余生を過ごせたのは幸せだったのではないでしょうか。
鶴見のクモハ12はおおきなステップがついていましたね。
昼間は新鶴見の機関区で電機に囲まれて日向ぼっこをしていました。
鶴見と新鶴見の間で何回か写真を撮ったことがあります。