古い建物や街並みをめぐる紀行・地方電化私鉄以外の駅関係の写真については兄弟ブログ(「古い建物と街並みをもとめて」・アドレスは右側の兄弟ブログらんの「古い建物と街並みをもとめて」をクリックしてください)にアップすることにしました。  こちらも是非ご覧下さい(但し、こちらのブログは駅の写真以外は鉄分ほとんどありません。悪しからず)。

Thursday, November 8, 2012

鉄コレ阪急1010系拝見

火曜日の銀座の夜の肴に、Nゲージ鉄犬殿が持参した阪急の鉄コレ改の編成は、メガネを外してじっくり見れば見るほど、目から鱗が落ちました(火曜日のレポートはこちら⇒ 鉄コレ授与式in銀座 )。
鉄犬殿同様に少年時代、私も随分とお世話になった思い入れがある電車なので、ついつい舐めまわすように見てしまいました。

鉄イヌさんの阪急鉄コレ

はっきり言って、ブログで画像を見るのとは大違い!
出来上がった実物を見ると気合の入り方が半端じゃないことが判明!
鉄コレもここまでできるのかと感嘆いたしました(製作記事はこちら⇒阪急1010/1100系  )。


1192と1020


こちらが肴になった1020ほか。
細部にわたって手が入っています。

1020と1147 違いがわかりますか?

こちらは鉄犬殿の解説でようやく分かった2扉改造車と3扉新製車との窓周りの納まりの違い。
上の1020号が2扉改造の3扉車、下が3扉で新製された1147号。
改造車の中央扉左右部分の寸法取りは狭く、新製車は3つの扉均等に割り振られています。
気に入らない色合いの窓枠も塗り直ししたり、戸袋窓のスリガラスと色付きガラスも作り分けしています。
台車のバラエティにも拘りが溢れています。

芸が細かいパンタ周り
パンタ回りも芸が細かいです。
避雷器からの引き込み線の支えは糸を使って表現してるそうです。
エッチングパーツではきっとゴツくなってしまいますので、このアイデア、なるほどですね。
次回、パクリたいと思います。

自慢の7連を手に持つ鉄犬どの
これ見よがしに自慢の7連を見せびらかす鉄犬どのを激写しました。
製作記を見ているとちょっとテキトー(失礼!)に見えるこの作品、す~ごく良い出来栄えに感嘆をいたしました。
侮るなかれ鉄コレ!侮るなかれ鉄コレ加工の鉄犬作品!

1020 80.3.15 西宮北口
ネガを見たらちょうど同じ1020号の写真がありましたので、実車写真もどうぞ。

1020 80.3.15 西宮北口
仁川ゆき区間電車。

1023 80.3.15 門戸厄神
同じ仲間の1023号。
手入れの行き届いた綺麗な車体です。

1020 81.9.1 西宮北口
西宮北口で発車を待つ1020号。
黎明期の高性能車1010系電車を見たのはこれが最後となりました。


4 comments:

イヌ1010 said...

chitetsu殿、おはようございます!
いやあ、拙作をこんなに大体的に取り上げていただいてうれしいやら恥ずかしいやら(笑)。
それにしても、昨日に引き続き、よくこんなにポンポン実車写真(しかも特定ナンバー!)が出てくるものです。
もしかして、ニッポンの電車の全車、写真をお持ちなのでは(爆)!?
1020の編成はぼくが東京へ移動後、6連に減らされて今津線に入ったものですね。T車1056が抜かれて、1140+1190も車輛が入れ替えられていたと思いますが、西宮北口今津線ホームから北へ(門戸厄神方)向いたこのアングル、ものすごく懐かしいです!こちらこそいいものを拝見できました!

chitetsu said...

イヌ1010殿
ニッポンの電車、特に吊り掛け電車に限ってはみんな撮りたかったです!
・・・でもそんな都合良くは電車もやって来てくれません。
今津線は810、920、1010と色々な電車がやって来て楽しかったです。

Cedar said...

阪急1000系列はシルとヘッダーがつながったような窓周りがユニークでした。
同じ車体でKS33台車の吊り掛け車も有りましたね。

chitetsu said...

Cedarさん
阪急1000系列は車体のデザインが色々と特徴の多い電車でしたね。古い電車好きにはお気に入りなデザインが散りばめられていました。
走るんデス全盛の今では出てこなさそうな個性があった気がします。