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Sunday, November 25, 2012

電車庫モジュールの製作(29) リフテイングジャッキ検証

今回のモジュールで一番やってみたかったことは電車の点検風景の再現です。
そこに欠かせないのがリフテイングジャッキです。
幸い昨年クラッシクストーリーから製品が出ましたので、これを是非とも活用しようと考えました。

リフテイングジャッキパーツ
これがその商品です。
ロスト製のパーツで構成された商品は結構なお値段ですが中々の凝りようで、ジャッキは実際に上下する構造になっており、価格相応のモノにはなっていると思われます。

ジャッキ仮設
ジャッキ自体の組立は簡単に出来ました。
そこで早速仮に置いてみました。
これがやってみたかったのです・・・
思わずニンマリですね。

ジャッキ仮設2
反対側からももうひとカット。
ヤッタネ・・・てな感じです。
写真撮ってから気づきましたが、この姿でパンタを上げていてはイケマセンネ。

ジャッキと床板
ジャッキアップ高さの検証をしました。
実物は車体の四方を支えて全体をジャッキアップするのがポピュラーですが、一部貧乏私鉄では片側だけ上げて点検をするケースもありました。
弊社も貧乏私鉄ですので、それにあやかろうと思います。


電車の車庫のリフテイングジャッキ、実例を検証します。
とは言っても、実際に車庫訪問時に意識して見ていたわけではなく、たまたま写り込んだ程度の写真しかなく、いざ作ろうとなると正直どうすればいいか悩んでいました。
それが、幸い先日の銚子電鉄訪問でじっくり観察することが出来ました。

銚子電鉄仲ノ町 12.9.7
台車を抜かれてジャッキアップされているデハ1002。
結構ギリギリのスペースで作業は行われているようで、模型的に参考になります。

銚子電鉄仲ノ町 12.9.7
ということで、千才一隅のチャンスとばかり、舐めまわすように辺りを一周しました。

銚子電鉄仲ノ町 12.9.7
ジャッキアップ後車体の四方はウマで支えられていました。
横に雑然と置かれたパンタグラフや部品類も気になります。

銚子電鉄仲ノ町 12.9.7
反対側も撮りました。
同じですけど・・・。

銚子電鉄仲ノ町 12.9.7
ジャッキが乗る部分は床がしっかりコンクリートで固められています。



日立電鉄 久慈浜
こちらは今は無き日立電鉄久慈浜車庫です。
台車を抜かれた車体は木製のウマで支えられています。
後ろには奇遇にも銚子と同じ地下鉄銀座線がいます。

キハ755 83.2.25 水海道
こちらは関東鉄道の旧水海道機関区です。
ジャッキアップされた気動車からエンジンが抜かれています。



エンジンは台車に乗って工場内へ・・・

2 comments:

Anonymous said...

2枚目の画像配信は今から41年前の昭和58(1983)年02月25日(金曜日)ごろの関東鉄道水海道駅のものですが白黒写真に写っているのは関東鉄道のキハ755形の電車ですが今は営業運転に入っていますか教えてくださいお待ちしてます、

chitetsu said...

匿名さん
お問い合わせの車両は残念ながらかなり前に引退しています。