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Tuesday, November 20, 2012

阪急嵐山線訪問

1981年の春休みは西日本電車の旅でした。
振り出しは叡電、次に嵐電、そして嵐山から月並みにちょっとだけ嵐山を観光後、阪急の嵐山駅に向かいました。
小雨模様の生憎の天気の中、嵐山の駅外れの踏切で電車を待ちました。
やって来たのは・・・

1656 81.2.23 嵐山

1604 81.2.23 嵐山
なんちゃって新型車の1600形でした。
1600系は宝塚線で誕生した機器流用車1200系の京都線バージョンとして、系列内のMT比是正を目的に電装解除されたデイ100形(P-6)の主電動機を流用して、1957年から製造された電車ですので、いわばP-6の末裔にあたります。

2360 08.11.1 嵐山

2309 08.11.1 嵐山
27年後の2008年秋に嵐山線に再訪しました。
ほぼ同じ場所で撮った2300。
当たり前に思っていた方向板付きのこの阪急顔、殆んど絶滅状態になっているのも残念です。

1604 81.2.23 桂
この電車でPー6のモーター音を聞きながら、複線の敷地がありながら単線化されてしまった沿線を眺めながら桂に向かいました。
桂で形式写真を撮りました。
1200系は台車が流用品でしたが、こちらは710系と同じゲルリッツ台車と制御器が新製されていますので、それなりの出来栄えです。


1656 81.2.23 桂
反対側のTc車、1656号車です。
こちらにも新製台車が奢られています。


767 81.2.23 桂

途中で交換した710系が次にやってきました。
前照灯の改造がどうにもいただけません。
なんでこんな改造をしてしまったのでしょう。



716 81.2.23 桂

反対側のMc車。
やっぱり前照灯が気に入りません。

2309 06.3.28 桂
ホームは違いますが2006年の桂にて、2309。


2814(左)、716(右) 81.2.23 桂
本線の京都行急行とご対面。
710系の車体の艶が2800系と全然違うのが可哀想でした。
この後は京阪電車を見に三条に向かいました。

2 comments:

イヌ710 said...

Chitetsu殿おはようございます。
2008年にはまだ2300系にも板車がいたんですねー。
それにしてもあまねくブタ鼻はキライではありますが、阪急のコレは元がかっこいいだけに最高にダサいですね(爆)。こうした旧型車に2000系以降のパーツをそのまま持ってくるセンスがぜんぜんわかりません。
まあ、東急の3500の腰ヘッドライト海ボウズも同じようなもんですか・・・。
それでもこの時代、吊り掛け車があっただけでもよかったですね!

chitetsu said...

イヌ710さん
旧型車にケース入りブタバナだけはないでしょう・・・と思います。
伝統重視の阪急にはやって欲しくない改造でした。
何故か920にはこの改造をしなかったのは東急が3450には海坊主改造をしなかったのと同じ理由があるのでしょうね。
せめてシールドビーム改造までにして欲しかったです。