配給電車の運用など少し様子が分かって来たので、ある時中野の電車区を訪問しました。
クモル24051 79.4.5 中野 |
目的の配給電車は電車区事務所の目の前に停車して出発時間を待っていました。事務所の職員の方も優しく応対頂いて撮影も許可してくれました。
その後何度も訪問し「また来たね。勉強大丈夫なのか?」なんて言われて顔見知りになれたので、配給電車の運用の全貌と運転日を教えて頂きまして、高校生の放課後活動は都内全域に拡大したのであります。
クモル24051 79.4.5 中野 |
クル29001 78.1.23 中野 |
クモル24002 79.4.5 中野 |
クモル24000 78.1.23 中野 |
その中でも一番好きだったのは、クモル24051という車両でした。
クモル24051は関東では唯一の50系改造の配給電車でした。
台枠強度の不安から側面に他車のようにアオリ戸が付けられませんでした。
正面部分は営業車時代のままで、その頃の姿をほとんど知らない私としてはこの電車の活躍を追うしかありませんでした。
サボ受けに入っている「配」のデザインが末期になってカラフルなものに変更され、撮影時期によって異なっています。
「廻」というサボを付けているものもあります。
クモエ21006 78.1.27 中野 |
車庫の一番奥に置かれており、なかなかうまく撮れませんでした。
クモエ21006 79.1.8 中野 |
投石か何かの悪戯があったのでしょうか?
どちらにしてもこんな都会の電車区で101系が行ったり来たりする構内でも毎回自由気儘に写真を撮らせて頂きました。
今考えると良き時代であったのかもしれません。
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