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Monday, September 3, 2012

電車庫モジュールの製作(19) 車庫実例観察 2

実物観察第二回目です。
最初は張り出し室の細部を見てみます。

87.10.8 小湊鉄道 五井
こちらは小湊鉄道の五井の車庫です。
外側からのイメージは張り出し室の位置関係は別としてこれがズバリです。
菱形の安全標語、脇の消火栓、ドラム缶などが生き生きさせるポイントかと思います。

87.10.8 小湊鉄道 五井
張り出し室の開いた扉から覗いた内側。
ごちゃごちゃとしたところに活気を感じさせます。

91.7.21 十和田観光電鉄 七百 
こちらは打って変わって、近代的な設備を持っていた十和田観光電鉄の七百の車庫です。
十和田市から移転してきた車庫なので建物自体は新しいものです。
ジャッキアップして台車が抜かれています。

91.7.21 十和田観光電鉄 七百
バラバラにして点検中の台車。
設備は新しくても人間のやることは変わらないようで、後ろの壁には色々な部品が立て掛けられていました。

91.7.21 十和田観光電鉄 七百
リフテイングジャッキの様子です。
モハ3603の台車は手前で分解・整備中です。

箱根登山鉄道 入生田
こちらは箱根登山鉄道入生田車庫の実例です。
モハ1形が台車を抜かれて点検中です。
こちらはジャッキアップ後の車体はウマに乗っています。

94.4.14 栗原電鉄 若柳
こちらは栗原電鉄若柳の車庫です。
建物の壁面には各種工具類が整然と並べられています。


94.4.14 栗原電鉄 若柳
木製の点検台。
大きな万力が備え付けられています。
寒冷地らしくストーブも置かれています。

94.4.14 栗原電鉄 若柳
こちらは作業室です。
旋盤他各種工具が並んでいます。
写真奥の上部には機械類を回すプーリーが見えます。

94.4.14 栗原電鉄 若柳

撮っていそうで撮っていない事務室。
一枚撮らせて頂きました。
ストーブの周りには作業員の休憩ベンチとテーブルがあります。


 92.11.8 函館市電駒場車庫
こちらは路面電車の車庫の内部です。
線路にはピットが掘られ、奥の壁には一面の工具類。
まさにおもちゃ箱をひっくり返したような状態です。

92.11.8 函館市電駒場車庫
上記写真の手前側の様子です。
窓の奥が作業室ですが残念ながら写真は撮っていません。
時間の関係でじっくり見れなかったのが残念です。



以上、何箇所かの車庫の様子をご紹介しました。
これらを参考に車庫の細かいデイテール工作に移りたいと思います。


2 comments:

Anonymous said...

さすが流石に、あちこちの車庫を取材していらっしゃる!
TMS特集シリーズ真っ青の取材力ですね。
ストラクチャーガイドとか・・・

chitetsu said...

匿名さん
ありがとうございます。
昔から車庫の中のごちゃごちゃ感は大好きでして。
ただ、写真でそれを再現するのは難しいですね。