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Friday, August 10, 2012

東武のロクサン形の遺構 東武西新井工場

三井三池鉄道のロクサン形客車は当時現役でしたが、退役したロクサン形車体はいくつかの鉄道で生きながらえていました。
東武線の78系を撮りに行ったある冬の日、西新井工場を訪れました。
と言っても、そこは工場ですから今のように一般公開されるイベント等ない頃でしたので、入場は叶いません。
しかし、工場の外側から結構中が覗けました。
「敷地外から撮影」と言えば聞こえがいいですが、今なら悪くすれば「盗撮」と言われても言い返せないかもな写真を今回は何枚か。


写真はすべて82.12.11 西新井工場
「敷地外」からの状況です。
工場の北千住寄りのスペースには73系が更新した時の余剰車体が事務所や倉庫に転用されてダルマさんしていました。


車体を見る限り三段窓は二段に改造、客引き戸もプレスドア化されています。


望遠で奥を覗いて見ました。


怪しげな貨車もいます。
ここで見る限り少なくともダルマさんは4両はいた模様です。


ロクサン形の脇では生活の匂いも感じられます。
右側には車庫でよく見かける古い客用ドアを並べて作った小屋が見えます。
このドアは縦長なのが特徴な32系の遺構でしょう。
生活の匂いもします。



こちらは、反対側から撮った写真です。
構内入換用にわざわざ上毛電鉄からやってきた電車が活躍していました。
ベージュ一色の8000系も今や懐かしい存在になりました。

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