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Sunday, August 12, 2012

あと一週間・‥京王線 調布の平面交差と国領のカーブ

京王線の調布付近の地下化工事がついに佳境を迎えていうようです。
一週間後の19日日曜日に地下へと線路が降りて調布の平面交差部分が解消されて、京王線のダイヤのネックとなる区間が一つ消えることになります。
調布の平面交差は阪急の淡路同様に本数の多い複線同志の平面交差区間として見応えのある区間でした。
この地下化工事、調布の駅の前後だけだと思っていましたら、手前の布田、国領の両駅も地下化されることは数日前まで知りませんでした。

そこで、以前撮りに行った国領の駅を出てすぐにある大カーブ区間に行ってみました。
工事の様子を見ようと先頭で前を見ていてお恥ずかしながら初めて気づいたのですが、沿線どこを見ても信号機が無い・・・ATC化されていたのも知りませんでした。
調べてみたら、昨年10月から井の頭線以外の京王線全線がATC化されたとのことです。
ちょっとご無沙汰していると色々と変化しているものですね。

電車が国領の駅に差し掛かるちょっと手前から仮設の線路に変わっており、ここから地下に降りるということが良くわかりました。
国領の駅を過ぎたところからは見掛け上何の変化もない状況に戻りました。
ここを走行するのもあと一週間程度ということになります。

デハ5106 82.9.17 国領ー布田
これは82年の秋に行った時の記録です。
非冷房の5000系同士がすれ違っています。
写真のデハ5100形は非冷房な上に吊り掛け駆動車でした。
非冷房の5000系は原則普通列車専用で急行等の優等列車には充当されていませんでした。

クハ5715 82.9.17 国領ー布田
こちらは冷房付きの5000系です。急行に充当されていることが多く、良くやってきました。
9月中旬ですが、冷房は切っているみたいで窓が空いています。
昔は今と違って冷房を入れるのは何日から何日迄と決まっており、それ以外の日は暑くても冷房は入れておらず、冷房の効いている期間は今よりも随分と短かったですね。
そう言う意味ではサービス面では柔軟になってきていると言えるのしょうかね。
そうではなくて耐えられない程気温が上昇してきているということでしょうか?

デハ2016 82.9.17 国領ー布田
湘南顔のグリーン車6漣。
行き先毎にデザインの異なる方向幕、好きでした。
サボ時代は、どの私鉄も行き先毎に丸や三角等のデザインをして遠くからでも識別できるように工夫していたものですが、方向幕になった途中から徐々にその伝統は失われていきました。
LEDでは無理なのか?
クハ7723 12.8.9 国領ー布田
そして現在の同じカーブ。
本来下車して写真に見える踏切まで行こうと思ったのですが、暑さバテ+逆光であったので安易に駅の外れからの撮影でお茶を濁しました。
すぐ右には地下化工事の作業場所があって、多くの工事関係者が打ち合わせ中でした。
この7000系、乗車時に不意に製造プレートを見たら昭和59年製造と書かれていました。
新しいと思っていた7000系も既に製造後28年経過していてこれもびっくりしました。

10-450(左)、8700形(右)
12.8.9 調布
調布の平面交差でドキドキする同時進入を見れるのもあと僅かです。
先日の小田急デニの記事を書いた時(⇒鉄コレ小田急デニ1300と実車の思い出)の成城学園前と同様、都心からそれなりに離れた3つの駅が地下に潜ってしまうとはこれまた夢にも思いませんでした。


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