古い建物や街並みをめぐる紀行・地方電化私鉄以外の駅関係の写真については兄弟ブログ(「古い建物と街並みをもとめて」・アドレスは右側の兄弟ブログらんの「古い建物と街並みをもとめて」をクリックしてください)にアップすることにしました。  こちらも是非ご覧下さい(但し、こちらのブログは駅の写真以外は鉄分ほとんどありません。悪しからず)。

Tuesday, August 21, 2012

小田急のロクサン、1800系

これまでに私鉄のロクサン電車、三井三池(こちら⇒三井三池鉄道の電車型客車)、山陽電車(こちら⇒山陽電車のロクサン)、東武鉄道(こちら⇒東武のロクサン形の遺構)と紹介してきましたので、今回は小田急にいたロクサン電車を取り上げたいと思います。


デハ1811 80.5.24 中央林間ー東林間
クハ1856 80.5.24 中央林間ー東林間
小田急のロクサンは純粋な自社割り当てロクサン以外に割り当てられたものの持て余した名古屋鉄道から購入した6両や戦災国電の復旧車も混ざっていましたが、すべて車体更新で同形車体になり区分けがつかなくなりました。
写真は江ノ島線区間運用に入った1800系。


デハ1811 80.5.24 中央林間ー東林間
カーブをゆく町田行電車。


デハ1811 80.5.24 中央林間ー東林間
東林間~中央林間の区間は開けており、写真を撮りやすい区間でした。


デハ1811 80.5.24 中央林間ー南林間
夕日を浴びて走る。


クハ1856 80.12.18 藤沢
藤沢のスイッチバックを江ノ島に向かう1800系。
複線同士のスイッチバック構造は全国的に見ても珍しい場所でしょう。

デハ1809 79.4.3 登戸
登戸を発車する1800系。
昔は同じように車体更新された4000系と凸凹編成を組んだりしていましたが、脱線事故が相次いでからは同系だけのすっきりした編成になりました。
この当たり前過ぎた小田急顔同士のすれ違いも過去のものとなりました。

クハ1860 79.4.3 登戸
上の写真の後追いで多摩川を渡る1800系。
電車も奥に見える道路橋もどちらも今は架け替えられました。


おしらせ
ブログ作成にもずいぶん慣れてきましたので、リンクを追加いたしました。
私が普段見させていただいていたり、ご支援頂いているサイトを今後も追記させていただこうと思っております。

4 comments:

Cedar said...

最後まで、不人気のまま消えた1800。
山陽、東武、小田急は、ロクサンのおかげで限界が広がったわけですから今の礎になった電車なんですね。
4000との併結は好きでしたが、脱線事故を起こして中止になってしまいました。
文字認証が芸術的過ぎて判読できませーん、

chitetsu said...

Cedarさん、ようこそお越しくださいました。
いつもCedarさんのちょっとほかのブログでは味わえない切り口とコメントの応報を見るのが楽しいです。
1800系は確かに小田急らしくない電車でしたね。不人気なのも頷けます。
4000系との脱線事故報道を見たとき、模型みたいだ、なんて思いました。

コメント書くとき芸術的認証が出ていること知りませんでした・・・あれは自分もまいることがあります。
ブログ不慣れなものでご勘弁を・・・

一応認証なしに設定を変更してみました。
自分で確認できません(やり方分からないPC音痴です・・・)ので相変わらずでしたら教えて下さいませ。

栂森 said...

chitetsuさん、懐かしい1800の写真、ありがとうございました。
確かに不人気ではあったと思いますが、地元民としては印象深い車両です。
まだ浅はかだった(今もか?)中学生の頃、「切妻車体なら楽だろう」とペーパー車体の自作にチャレンジし、途中でHゴム表現の難しさに挫折した記憶があります(笑)
近所には横浜線もあり、73系との「乗り比べ」も楽しい思い出です。
これからの記事も楽しみにしております。

chitetsu said...

栂森さん
どうもこんにちは。
1800、切り妻かまぼこ車体で一見単純そうなものの、徹底して窓という窓がすべてHゴムなので確かに侮れませんね。Hゴム利用率ベストテンランキングをやったら国鉄キハ17を抜いてきっと一位になれるでしょう(笑)。
台車はバネが改造されていたので横浜線の73よりは随分と乗り心地は良かったような気もしますが、忘れてしまいました・・・