Saturday, July 21, 2012

福井鉄道の古い連接電車

福井鉄道で連接電車といえば、言わずと知れたモハ200形ですが、それとは別に古い小型電車をいじりまくった食パン型連接電車もありました。


モハ161-1 89.5.14 西武生
モハ161-2 89.5.14 西武生
こちらのモハ161-1,2がそれです。
元々は主に路面区間運転用の超小型ボギー電車がルーツで、それを切った貼ったして作り上げた電車で、本当に模型を実物大で実践したかのような改造電車です。
お顔が一緒なので、一見、二両とも外観が揃っているように見えるものの、よく見てみると側面窓は片や一段下降、片や二段上昇だったり、ベンチレーターがお椀型とガーラント形だったり、全然揃っていません。面白いですね~。


左モハ161-2、右モハ161-1
89.5.14 西武生
連接部分のアップです。
今お話した特徴がよく比較できると思います。
ここまでいじくるならなんで揃えないんでしょうね?・・・・まあ、それがまた良いんですけど。


左からモハ300形、モハ203-1、モハ161-1
95.10.3 武生新
こちらは武生新駅で休憩中の姿です。
3本の電車、全て塗装が異なっています。
この連接電車、一度走っているシーンを撮りたかったのですが希望叶わず、廃車となってしまいました。
現在この連接車、何故か片方だけが保存されているそうですが、なんか中途半端な気がします。
どんな姿で保存されているのでしょうか?

2 comments:

  1. すごい珍品電車がいたのですね。
    このタイプは全く知りませんでした。
    こんな模型みたいな電車を見るとすぐ模型にしてみたくなります。
    でも私の場合、現車があったとすれば採寸して図面化してそれでホットし終わってしまいます(泣)

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  2. katsuさん
    この連節電車、本当に模型みたいな電車だと思います。どんな気持ちでこれ作ったのか、作者(?)の気持ちの中には模型心に通じるものがどこかにあったのではないかと思ってしまいます。同じようなのが名鉄にもモ400というのがありましたね。
    自分もいつかは作ってみたい題材ですが、なかなか手が回りません・・・。
    作るときは二両でやはり個体差を設けて楽しみたいなあ。

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