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Saturday, May 19, 2012

1980年春、北陸電車巡り 北陸鉄道 石川総線(2)

昨日に続いて鶴来中心に石川総線での写真からです。
鶴来は石川総線・・・この名前、どこか惹かれます・・の中枢駅です。
石川総線と呼ばれるのは、野町から加賀一の宮までの石川線と加賀一の宮から白山下までの金名線と鶴来から新寺井までの能美線の3路線の総称で、訪問時は先行きが怪しいながらもそのすべてがまだ機能していました。
鶴来構内には多くの電車が休んでいました。
前回漏れた車両から今回もアップしたいと思います。
モハ3742(左)、モハ3731(右)
80.3.10 鶴来
車庫から鶴来の駅構内を見たところです。
駅舎もそれなりの立派な駅舎が建っていました。
モハ3752 80.3.10 鶴来
張り上げ屋根、ホロ枠のある貫通扉、Hゴム化された固定窓等、北陸鉄道オリジナルな車両に多く見られる特徴を有したスタイルの電車です。元を辿ればロマンスカーモハ5000型で、側面窓が二個ずつ対になっています。
モハ3731 80.3.10 鶴来
モハ3752より少し近代化したスタイルのモハ3731。全長が少し短い車両です。
モハ3732 80.3.10 鶴来
同じ仲間ながらヘッドライトの形状が異なり、こちらの方が若干スマートな感じです。


モハ3773 80.3.10 鶴来
前回アップのクハ1721形同様、名鉄からやってきた元愛電3300形。
大柄な車体に比べてちょっと役不足感のある小振りな台車を履いており、どことなく落ち着かない感じを受けます。
仲間の一両は事故で失われていました。


車号不明 80.3.10 鶴来
これはなんでしょう?
模型心をくすぶらせる事業用貨車ですね。
ED201 81.9.2 新西金沢
こちらは翌年再訪時に出会った電気機関車です。南海タイプの電気機関車ですが、オリジナル発注の機関車で数少ない木南車輛製の機関車です。
パンタグラフが屋根から飛び出したような位置についていたり(多分架線追従のためでしょう)、電車型イコライザー台車など楽しい機関車です。
ED301 81.9.2 新西金沢
電車みたいな機関車、ED301です。
北陸鉄道になってからの新車で、車体のスタイル、台車共々電車テイスト満載です。
実際、電車とあまり変わらない性能であったようです。
モハ3741 80.3.10 鶴来ー日御子
鶴来からの一本道を歩くとすぐに田圃が広がります。
そこで何本かやってくる電車を撮ってみました。

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