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Thursday, May 17, 2012

地鉄電車の増備(8)

タッチアップ、レタリングの作業は慎重に行わないといけない作業なので、いつも深夜か早朝の神経が集中できる時間帯に必ず行うようにしています。
それでもこの工程は、完成に向かって仕上がっていくのが目に見えてわかる工程なので、楽しい時間でもあります。
この作業が完了すると引き続き、ウエザリングです。

ハンブロールは10倍ぐらいに薄めて吹き付け

私の場合、ウエザリングの基本はハンブロールの62・63番(錆色に近い)を極薄く溶かして吹付けでメリハリをつけていくような感覚でやっています。
その後、必要に応じてブラック、グレー系を混ぜてサッと吹き付けています。


一通りウエザリングが終了した車体・床下機器・台車。
ウエザリングは全体にメリハリをつけるために、台車周りと床下機器には強めのウエザリングを施しています。
車体は屋根、特にパンタグラフ周辺に強めに吹き付け、車体側面は軽めにしています。

ウエザリング完了

ウエザリング作業終了・・・写真ではあまりわかりませんが・・・。
因みに後ろの西武のE71と国鉄気動車はウエザリングは一切行なっていません。
作業終了後に車体と下回りを仮組みしてみます。
塗膜で組み合わせがきつくなっていないか等のチェックもします。
これで一見、完成!状態になり、ちょっと気が緩みます。

レンズ類装着で表情が締まってきます
ED28も当社標準色に。機関車は通常電車より清掃が
行き届かないものなのでウエザリングはきつめにしています。

画竜点睛、ヘッドライト・テールライトのレンズを入れると、表情が締まってきます。
これから内装工事にはいります。ようやく完成が見えてきました。




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