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Tuesday, May 15, 2012

西武鉄道の古典電気機関車(1)

E12の修復披露に因んで、デイープラズベリーに塗られた西武鉄道の赤い電気機関車の画像をスキャンしてみました。ご存知のように西武鉄道には国鉄(正しくは鉄道省ですか)がサンプル的に輸入した輸入電気機関車を譲り受けて長らく愛用していました。どれをとっても魅力ある機関車達は新鋭電車の合間を縫っていろんなところを走っていました。
E42+E71 81.2.18 所沢
うっすらと積もった雪の日、所沢の中線にて。
この中線はその後ホーム拡幅で消滅したうえ更に今年、所沢の駅は大規模なリニューアルを完成させ、線路の上には大きな施設が被さってしまってこのようなシーンは撮れなくなってしまいました。
E71(左)、E42(右) 81.2.18 所沢
E42 81.2.18 所沢


米・英の機関車が仲良く手をつないで出番を待っています。
E42にはスノープローが装着されています。
今思い出すと、学生の頃の冬は今より雪が降る回数も量も多かったような気がします。
雪が降ると犬ではありませんが喜んでカメラを持っては線路付近を駆け回るの体で、主に西武線に撮影に行っています。
当時にネガを見ると主に2月から3月にかけて毎年5~6回程度撮影していますので、それだけ雪も積もったのでしょう。


E61 80.3.27 所沢ー新秋津
武蔵野の面影を残す雑木林が残る早春の所沢手前をゆく。
国鉄新秋津からの貨物を受け取って所沢に向かいます。
編成を見るとまだ車扱貨物も結構走っていたことがわかります。

E43 80.4.8 西所沢ー所沢
所沢のカーブの先の直線コースをバイクと併走中。
こうやって見ていると殆ど役に立たないほど低いガードレール以外道路との境目がなかったのが意外です。保安面でうるさくなってどこでも高い柵にガードされた現代ではありえない風景となってきました。
E44+ワフ2 80.8.9 小手指ー西所沢
可愛い西武形ワフを従えてやって来た真夏の小貨物列車。
ワフのデッキには暑いからでしょうか、車掌さんが出ています。
何となくのんびりとした光景です。
今回スキャンして場所を見たら小手指の手前なのですが、今とはずいぶん違うのんびりとした景色が広がっています。
E42 79.10.21 仏子ー元加治


夕闇迫る秋の仏子付近をゆくE42の牽く貨物列車。
E41形は基本同型ですが、4両それぞれにスタイルが異なっていました。
この日は中央にパンタ一基のE42が無蓋貨車をたくさん牽いてやってきました。

2 comments:

katsu said...

西武の良き時代をこまめに撮られていたのですね。
西武の博物館入り古典電機が活躍している光景は貴重ですね。
私も撮りましたが形式ばかりで、
もっとまじめに撮っておけば良かったと後悔しきりです。

chitetsu said...

katsuさん
西武の赤い電機はどれも大変なご高齢で、良くぞあんな古い機関車を大手民鉄が定期列車に使っていたもんだと思います。お隣の秩父鉄道の方がよっぽど近代的でしたし。
貨物列車は運転時刻をちゃんと知らずに撮っておりました。電車を撮りに行った時の偶然性に任せて撮っていましたので、変なアングルのカットが多く、ましなものをかき集めてまとめました(笑)。今考えるともっと真面目に調べて、飯能の先の山岳区間とかも撮っておけば良かったのになあ・・・と後悔しきりです。