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Sunday, May 6, 2012

1980年春、北陸電車巡り 本家地鉄電車訪問(6・有峰口から立山へ)

地鉄電車鉄道線訪問の締めは立山の麓を走る電車の写真にしたいと思います。
立山に向かう路線の岩峅寺から先はこれまでの田園風景とは一変し、立山の山並みにじわじわと分け入ってゆきます。
山並みが迫ってくるのと同時に雪の量も増えてきます。
クハ125 80.3.8 上横江ー千垣


3月とは言え、かなりの積雪があり、雪に阻まれてあまり引きのない写真しか撮れませんでした。
在来車の二連がやって来ました。

モハ12512 80.3.8 上横江ー千垣
真冬の雪景色に変貌した中を在来型電車がやって来ます。
終点の立山まで行かず有峰口止まりの列車が結構存在していました。
モハ14711 80.3.8 有峰口ー千垣
更に雪深い風景となった中を元名鉄電車がやって来ました。この先のカーブを切ったところで雄大な鉄橋を渡ります。
モハ10043+クハ121 80.3.8 有峰口ー千垣
こちらが上の写真の奥に見えていた目も眩むような雄大な鉄橋で、鉄橋を渡る電車が小さく見えます。
電車を待つ間、足元の川から吹き上げる風が大変に寒かった記憶があります。

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モハ14752 80.3.8 立山
駅前の踏切からパチリ。戦後規格型の14750形が停車中でした。
後ろにアルペンルートを構成する鋼索線の駅舎や線路が見えています。


さて、立山と言えばカルデラが有名ですが、鉄道好きには砂防軌道が有名です。
冬眠中ですがちょっと寄ってみました。

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立山砂防 80.3.9 立山
線路も大半は雪に埋もれていて構内の全貌はわかりませんでしたが、幸い点検か何かでシャッターが空いていたので、写真を何枚か撮ることができました。

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モハ14752 80.3.8 立山ー粟巣野


砂防軌道脇の道を行くとこのような雄大な風景に出会えます。
吹き抜ける風は大変に寒く、これを我慢して撮った後、宿に入りました。
地鉄電車三昧の寒い一日がこうして暮れてゆきました。
宿泊先は立山のほぼ駅前のYH,旅館のついでにYHをやっているパターンのところでしたので、時期的にほかに宿泊客もおらずで普通の旅館のお客さん扱いを受け、得をした気分になりました。

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