Wednesday, April 25, 2012

地下鉄銀座線の旧型電車(2・1500形から2000形まで)

銀座線の旧型電車、後編です。
丸の内線開業後の銀座線の増備車からはスタイルが一変、スマートになりました。


1682 82.5.22 中野工場
1600形はスタイル二種類あります。こちらが初期のタイプ。300型のデザインポリシーが反映しています。 初期のタイプは1500形と貫通路の幅の違いぐらいで大差はありませんでした。

懇願して望遠で撮った100形と同タイミングで撮った画像です。
ちょっとアップにしてみました。銀座線も丸の内線も中間に封じ込められた車両については貫通扉は全て撤去されていました。


1688 79.11.15 渋谷
後期の1600形では雨樋がルーバーの下に設けられています。

1702 81.8.17 渋谷
こちらは1700形です。 こちらもスタイルは似通っていました。

1821 81.9.21 渋谷
 銀座線初の両開き扉となった1800形。カルダン車の1900形とあまり区別がつきません。

2111 81.8.17 渋谷
そして最後は2000形。
銀座線、丸の内線の車号のつけ方、ご存知の方も多いと思いますが一風変わったつけ方をしていました。上二桁は形式を反映していますが下二桁は追い番になっています。
例えば1200形は1100形の後を継いで1231から始まり1254まで。次の1300形は1355から始まり1369までという具合です。後半リセットがあったものの2000形までその方式が踏襲されていました。

4 comments:

  1. 銀座線の旧車なつかしいですね。
    銀座線の写真は撮影スポットが少ないせいか希少ですね。中野工場で撮った新車当時の1500なんかほんとに貴重な1枚だと思います。アップありがとうございます。

    昭和の終わり頃、当時小学生でしたが、あまりに古めかしい外観や、2000形から1200形までのバリエティに富んだごった煮編成が印象深かったです。そしてピカピカの01系とのギャップもこれまた衝撃的でした。渋谷駅の井の頭線から銀座線につながるロビーの2Fから何台も通過するのを楽しげに見ていたのを記憶しています。銀座線の手前には玉電跡地のバスレーンと大変めずらしいバス用ターンテーブルがあり、子供にはたまらない見学スポットでした。

    ReplyDelete
  2. Tokyo40さん
    ご訪問、およびコメントいただきありがとうございます。
    銀座線は車両の写真を撮るには今の大江戸線同様、最悪の環境でした。
    選択肢は渋谷駅の降車ホームが殆ど唯一でした。なぜか乗車ホームは発車待ちの電車とかぶってしまうことが多くうまくゆきませんでした。
    駅員さんにいぶかしがられ、理由を言って何度か延々と全列車が一周するまで待ったことが思い出されます。
    渋谷の玉電跡地の東急バスのターンテーブル、懐かしいですね。
    ここに電車が来ていたんだ、ということがなかなかイメージできない自分がいたのを思い出します。

    ReplyDelete
  3. こんばんは。
    地下鉄に吊り掛け駆動の車両が走っていたとは、なかなか実感がわきません。東京メトロの車両はいつも最新の技術を取り入れている印象がありますが、以前は古い車両をメンテナンスしながらも長く活用していたのですね。
    当時の非冷房の車両では、夏場は窓を開けたでしょうし、トンネル内に響く吊り掛け音は、うるさかったことでしょうね。
    最新の1000系への置き換えがもう少しで完了しますが、お写真の頃の銀座線に興味がわいてきました。
    今後とも、宜しくお願い致します。
    風旅記: http://kazetabiki.blog41.fc2.com/

    ReplyDelete
  4. 風旅記さん
    そうですね。
    今となっては大都会のメインラインに一番古い電車が走っていたのは信じられませんね。
    その上、駅に入る度に車内が暗くなったなんて・・。
    もうそれから世代が2つ変わってしまうというのも自分が老朽化してきた証拠ですね~。

    ReplyDelete

コメントはフリーでお受けしています。しかし、個人的なブログですので、リプライ及び不適切と判断したコメントの削除は管理人判断で行ないます。