古い建物や街並みをめぐる紀行・地方電化私鉄以外の駅関係の写真については兄弟ブログ(「古い建物と街並みをもとめて」・アドレスは右側の兄弟ブログらんの「古い建物と街並みをもとめて」をクリックしてください)にアップすることにしました。  こちらも是非ご覧下さい(但し、こちらのブログは駅の写真以外は鉄分ほとんどありません。悪しからず)。

Tuesday, February 21, 2012

初めての車庫訪問

自己紹介を兼ねまして、昭和47年(1972年)に初めて自分で写真を撮ったネガの中から拙い写真をご披露します。
ご笑覧ください。
西武秩父線が開業してからまだ間もない頃、私は小学校の遠足で芦ケ久保に行きました。
遠足の脚は西武線。地元の中村橋からは定期列車に当時一番ご老体の焼け電再生の311系が二両、ガキ共専用車として増結されており、一斉に乗り込みました。周りの友達は「ボロ、ボロ」とわめいていましたが、私は内心嬉しくてたまりませんでした。
その車中、当時まだバラストの真新しい小手指の車庫を通過した時に古い電車が端っこに集められているのを見て、どうしても行きたくなってしまいました。そこで、母親におねだりして小手指検車区に訪問した時の写真が今回の写真です。
今考えると、小学生が母親と車庫を訪問するなんてちょっと無謀な気がしますが、何のアポイントもなく来訪した不審な親子に、車庫の方は優しく対応いただき入れさせてくれました。
良い時代だったのですね。


クモハ372 1972.4 小手指



目指すは現役車に目もくれずに一番奥まった所にある姥捨て山です。
小手指の車庫の一番奥は当時から廃車待ちの電車置き場と化しており、17M国電の残党、311系が一杯並べられていました。写真右側の電車群は部品も外され、投石で窓ガラスも割れており、哀れな姿になっており、子供心に悲しい思いをしたのを覚えています。
その時のご満悦の記念写真です。
よく見ると国電払い下げの371系グループでも数少ない埋め込みライトの車で、このワンカットした撮っていないのが残念です(自分が写っているのが邪魔・・・)。



こちらは部品も外され余命いくばくもないクハ1311型です。



全体を遠くから見た画像です。



ちょっと荒れ気味の車両の中ではましな一両の車内です。
片隅運転台の車と全室運転台の車が混ざっていました。
ファンからみると片隅運転台がやっぱり良いですね。

これ以外はなぜか台車やタイフォンやら線路やら訳のわからんものばかり撮っていて、お見せできそうな画像がありません。当時の私は模型資料としようとしたのか、何を考えていたんでしょうか?
ということで、初めての車庫訪問記でした。
お粗末さまでした・・・


4 comments:

ズミー said...

開設、おめでとうございます。
kondouraさんの紹介を見てやって来ました。
chitetsuさんの筋金入りというか、微笑ましくもあるルーツ(?)を垣間見させていただいて、ほっこりとしました。
さすがにネタはタップリで密度の濃い投稿に、ただただ感心しきりです。楽しませていただきまーす。

chitetsu said...

ズミーさん、ご笑覧頂き,ありがとうございます。
まだまだ手探りですが、頑張って投稿して行きたいと思います。
お付き合い頂ければ幸いです。

カワイ said...

chitetsu様、祝開設であります。同じ地域柄、私も遠足は飯能⇔秩父の間が多かったです。
もっとも車輌は良く覚えていませんが・・・。
小学校の時に台車など撮影なんて、サスガです。
また、よろしくお願いします。

chitetsu said...

カワイさん、はじめまして。
同じ西武沿線のよしみでこれからもよろしくお願いします。
最近はそんなこと無いと思いますが、以前は関東大手私鉄のなかで趣味誌上に取り上げられる
ことが少ないことが当時残念でなりませんでした。
これからも赤電を追いかけた記録を随時アップしたいと考えております。
ご支援下さい。