2000年代初頭までは主にキハ52形の単行で運転されていました。
その晩年にそのうちの2輌が国鉄色に塗り替えられました。
その国鉄色での運転日に合わせて岩泉線に行ってみました。
02.1.18 岩手和井内 |
凍てつく国道をひた走って夜明け前に岩手和井内駅に到着しました。
02.1.18 岩手和井内 |
木造駅舎から漏れる光が暖かさを感じさせます。
02.1.18 岩手和井内 |
まだ始発列車はやって来ません。
駅前にはこんな渋すぎるお店も。
キハ52145 |
そしてやって来た始発列車は待望の国鉄色。
岩泉線は列車本数が極端に少なく、この当時は全線走破が3往復のみ。
それと岩手和井内駅までの区間列車がもう一本。
それが、この始発列車です。
02.1.18 岩手和井内 |
薄っすらと降った雪景色とキハ52形の組み合わせが美しかったです。
02.1.18 岩手和井内 |
後編に続きます。
4 件のコメント:
Before 3.11なので
この写真も「失われた風景」かもしれません。
いろんな意味で。
只見線からのキハ40一族引退の記録のときに書き込みをした、東北大好き、国鉄型気動車大好きのロートルおやぢです。
明けやらぬ淡雪の岩手和井内での、原色キハ52単行列車の折り返し風景、chitetsuさんも書かれているように、美しさに感動します。
経年によってすきま風になやまされたであろう原形の全段上昇(下段上昇上段上昇)窓が一枚ガラスの一段上昇化され、床下の配管にも更新状況が垣間見える保全工事施工車。
無人のホームに立つ自記雨量計(たぶん)とともに、1日4往復の線区にも、地域の足としての鉄路を守る、気概と矜持が感じられます。
記録に感謝です。
にぶろくさん
そうですね。。。
匿名さん
深夜雪道を恐る恐る走った甲斐があったと思う瞬間でした。
国鉄色を纏った気動車と雪のマッチングは最高でありました。
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