古い建物や街並みをめぐる紀行・地方電化私鉄以外の駅関係の写真については兄弟ブログ(「古い建物と街並みをもとめて」・アドレスは右側の兄弟ブログらんの「古い建物と街並みをもとめて」をクリックしてください)にアップすることにしました。  こちらも是非ご覧下さい(但し、こちらのブログは駅の写真以外は鉄分ほとんどありません。悪しからず)。

2019年3月12日火曜日

ぐるっと一周台湾の旅2 行李列車を撮る

台湾の旅、初日です。
今回は初めてLCCを利用しました。
成田の第三ターミナルに行くのもはじめて。
第二ターミナルから15分程度歩かされます。
それも屋根はあるものの、外を歩くんですね。
ちょっとこれは・・・な感じです。
他の先進国に比べて設備が脆弱な気がしました。

19.2.26 成田第三ターミナル

第三ターミナルはめちゃ安普請。
安いヒコーキの客なんて、こんなもんで良いでしょう状態で、ちょっとビックリ。
搭乗のゲートも建築現場か檻のようです。
インバウンドでやって来る外国人にもこれじゃちょっと恥ずかしいかも。

バニラエア

勿論、バスで移動、階段上ります。
ヒコーキが撮れるのは嬉しいですが…。


19.2.26 桃園空港

リクライニングしないシートで3時間半、桃園空港に無事到着しました。
空港からの鉄道は台北市内に行くMRTがありますが、桃園の駅にはバスで行くしかありません。
そのうえ、桃園駅は高鐵=新幹線と在来線では駅の場所が違います。
案内所で教えてもらって、路線バスに挑戦です。

19.2.26 桃園

ちょっと心配な路線バスでしたが、乗ってみたら何て言うことはなく無事台鉄桃園駅に着きました。

19.2.26 桃園

駅構内には電車型駅弁ブースも。
まずは夕方やって来る順行(時計回りに走る列車をそう言うそうです)行李列車を撮ることにします。

19.2.26 山佳

地図を見ながら場所探しです。
光線的にほぼ逆光しか撮れないことがわかり、ここで妥協します。
駅舎は昔の建物が奇麗に整備されて残っていました。

19.2.26 山佳

線路脇には鉄道公園があり、どこかで見たような貨車移動機が奇麗な姿で展示されていました。

19.2.26 山佳ー南樹林

駅の中間地点位で跨線橋を発見したので、ここで待機します。
幹線ですので、色々な列車がやって来ます。
これはPP自強號というタイプで、韓国製のTGV的列車でプッシュプルの機関車+客車という編成です。
現場では故障が多くてあまり喜ばれていないそうです。

19.2.26 山佳ー南樹林

こちらは莒光號です。
台湾は客車列車がまだ結構残っているのが嬉しいです。

19.2.26 山佳ー南樹林

そして待つこと、待つこと、目的の列車はやって来ません。
行李列車は一応時刻が決まっているものの、その日その日で前後一時間以上ずれるそうです。
おそらくいくつか盛りスジがあって、荷物の積み込み量で前後するようです。
この日も予定の時間からは一時間近く遅くやって来ました。

19.2.26 山佳ー南樹林

振り向いてパチリ。
ガラベンの並ぶ客車の雰囲気、良いですね。
手前の車輌はインド製の旅客車転用で、ベンチレーターも異なっています。

19.2.26 山佳ー南樹林

客車はなぜか青とオレンジツートン車が必ずごちゃ混ぜのようです。

19.2.26 鴬歌

無事撮影後は近くの鴬歌にある陶器の店が並ぶ老街(老害ではありません、古い街)を散策しましたが、荷物列車待ちでへとへと。
この辺りの街のお話はこちら
https://tatemonomeguri.blogspot.com/2019/03/blog-post_10.html

台北に急ぎます。

乾杯いえい!

上陸初の夕食。
御大と乾杯いえい!です。
明日はいよいよ行李列車最終日。
一日その列車を追いかけることになりました。

続きます。

2 件のコメント:

Cedar さんのコメント...

鴬歌に行かれたんですね。陶器の町ですから、昔蓋のついた中国式の湯のみを買って、今でも家で使っています。

chitetsu さんのコメント...

Cedarさん
私は全く知りませんでしたが、御大が過去に観光で来たとのことで
行ってみました。
徹底的に陶器のお店ばかりでびっくりしました。