古い建物や街並みをめぐる紀行・地方電化私鉄以外の駅関係の写真については兄弟ブログ(「古い建物と街並みをもとめて」・アドレスは右側の兄弟ブログらんの「古い建物と街並みをもとめて」をクリックしてください)にアップすることにしました。  こちらも是非ご覧下さい(但し、こちらのブログは駅の写真以外は鉄分ほとんどありません。悪しからず)。

2016年7月10日日曜日

住吉の交差点ジオラマの製作・その2回目

住吉の交差点ジオラマ工作、その2回目です。



コンクリートが乾燥しました。
紙粘土乾燥後にアクリルガッシュで塗装を開始。
ここで、荒塗装を済ませて、次なる工程へ。
次の作業はバラスト散布です。

形になってきました

アスファルトの色合いを出すのは難しく、何度も塗り重ねて試行錯誤です。
その後も悪戦苦闘、何とか形になって来ました。



次の懸案は架線柱です。
路面電車のジオラマで、尚且つ住吉の交差点となれば、特徴的な架線柱は無視できません。
しかしながら、スクラッチで製作は時間的にも気力的にも無理です。
そこで、細部は結構違うのですがKATOの架線柱を流用して雰囲気重視のものとしました。
但し、幅も高さもそのままでは大きすぎるために、切り継ぎが必須。
強度を落とさずにその作業を行なうのが架線柱工作の肝でした。

架線柱の製品は全体が1ピースの成形ではなく、3ピースを組み合わせる構成になっていました。そこで、それをピースごとに分けて交互に違う寸法でカットして再組み立てを行なうことで強度を確保することにしました。


次に懸案のもう一つ、横断歩道を塗装表現します。



ちょっと吹きこぼれましたが、何とか第一段階完了。
次に縦線を同様の要領で入れていきます。

ここでタイムアウト

なんとか、架線柱が建ちました。
この次にここ信号機などを付けて塗装に持ち込みたいところですが、ここでタイムアウト!
この状態で、現地へ旅立ちました。

6 件のコメント:

原口 悟 さんのコメント...

かなり前のNゲージのジオラマの記事で見たテクニックなのですが、アスファルトの舗装道路を表現するのに「紙やすりを使う」方法が紹介されていました。模型用ではなく、金工用の面積が広いもので、1000番から2000番の青灰色のものを切り出して貼り付け、ウェザリングをして道路の表現をするものです。

chitetsu さんのコメント...

原口さん
私も以前駅のホームの舗装でその手口を使いました。
今回は正しく隙間なく埋めるのが難しそうなので、思い切ってコンクリートを使ってみました。

ゆうえん・こうじ さんのコメント...

このコンクリートというのは、ホンモノ?のコンクリートなのですか?
プラスターではなくてコンクリート 使われたのは何か理由があるのでしょうか?

chitetsu さんのコメント...

ゆうえ・んこうじさん
コンクリートはタイルの目地用のセメントで、性質は若干普通のセメントとは違い、接着力が強いものです。
使った理由は、微妙にひび割れや欠けが出るのと、プラスターより目が粗いので、仕上がりがアスファルトに近そうだと思ったからです。

Cedar さんのコメント...

先日のイベントに華を添えたのがこのモジュールでしたね。
いまや残骸だけになってしまったあのクロス、消えるのも時間の問題でしょうから。

chitetsu さんのコメント...

Cedarさん
週末はお疲れ様でした。
クロス部分も大半が撤去されていたのは寂しかったですね。
今回のイベントはタイミング的に良かったですね。