木造単線機関庫のキットを計画中です

４月は新年度。
私も新しく「Ｃｈｉｔｅｔｓｕ　Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ」というブランドを作って、新たな世界に挑戦しようと考えています。

ＨＰも作りました➡http://chitetsu-corp.jimdo.com/
宜しかったら、ご覧ください。

さて、
ＲＭＭ最新号でご案内しました木造単線機関庫の試作が、何とかさかつうギャラリーの作品展に間に合いました。

テストショット

こちらが試作品のパーツ展開です。
まだ、表面の羽目板などの部材は間に合っていませんが、それ以外の部品はほぼ揃いました。
材料は？
電気製品で基板などに使われるベーク板です。
私も最初はちょっと抵抗がありましたが、非常にしっかりとした素材で、木の風合いは無いものの反りや天然素材ゆえのバラつき等が一切なく、かっちり・しっかりした建物が出来るのが特徴です。
また、レーザーカット機も産業用の精度の高いものを使用しているので、コンマ以下二桁の精度で抜けていますので、ものすごく寸法関係がきっちり出ているので、気持ちよく組み立てることが出来ます。

機関庫骨組み

建物の構造は３重構造で設計しました。
こちらが、側面の骨組みと洋小屋組を組み立てた状態です。
小屋組と側面の骨組みはレーザーで抜いたほぞを組み合わせる方式ですが、精度が非常に高く仕上げてくれたので、差し込むだけでかっちりと組めて抜けません。
正直接着剤不要な印象です。
この状態では普通は垂直・水平・強度共に心許ないものですが、こちらの状態でも凄くしっかりしています。

トタン屋根

トタン屋根も薄手のベークからレーザーカットで製作しています。
現在は途中に継ぎ目が無く不自然ですが、これもちゃんと重ね張りの段を付けたいと思っています。
うまく行ったらパーツの分売も検討しています。

こちらが、外観の試作品画像です。
機関庫の長さは汎用性を考え、写真のＣ１２がすっぽり収まる寸法に設計変更しました。

現在羽目板についてはトライアル中で、画像では仮に妻面は羽目板を一枚ずつ、側板は薄手の板に筋目を入れただけのものを貼ったものですが、ちゃんと斜めに段になったバスウッド材のサイディングレベルのものを検討中です。

スケールは1/80,1/150の２スケールを検討中で、夏前までにはリリースできればと思っています。
ご期待ください。