2016年3月25日金曜日

花輪線を走ったDE10のブルトレ  

北海道新幹線開業のダイヤ改正を前に寝台特急どころか定期の客車列車自体が消滅しましたね。
信じられない話が実現してしまった、という感じです。

本日は惜別の意味を込めて、ちょっと変わったブルトレの記録を紹介します。


DE101122 02.2.2 北森ー松尾八幡平

花輪線松尾八幡平付近を走行するDE10重連の短いブルートレイン。
この列車は安比高原スキー場ゆきの臨時列車で、花輪線内はDE10が重連で牽引しました。
例年動いていたものなのか、盛岡までもこの短編成だったのか(多分違いますよね・・)、それとも切り離されてやって来たのかブルートレインは疎いので良くわかりません。


DE101122 02.2.2 北森ー松尾八幡平

白銀の世界で尚且つ非電化線を走るブルトレというのは北海道以外では今や希少なチャンス!
それはブルトレい疎い私でも魅力的でした。

DE101122 02.2.2 松尾八幡平

松尾八幡平で小休止。
編成写真をしっかり撮れました。

DE101122 02.2.2 松尾八幡平

白い蒸気が印象的な風景でした。
普段は気動車が4輌程度の花輪線に時ならぬ珍客・寝台特急の出現はエポックでありました。

DE101765 02.2.2 松尾八幡平

早朝の雪の中、私以外には誰もカメラを向けている人はいませんでした。


DE101122 02.2.2 松尾八幡平ー安比高原

停車中に移動して、最後の山登り区間の走りをパチリ。


DE101122+DE101765
 02.2.2 北森ー松尾八幡平

おおっ~!
恰好エエ!!


DE101122 02.2.2 安比高原ー赤坂田

終点の安比高原でスキー客を降ろしても、列車は折り返せません。
荒屋新町まで列車は回送します。
なので、再び撮れちゃいます。

DE101122 02.2.2 安比高原ー赤坂田

安比高原スキー場をバックに美味しく頂きました嗚呼!

DE101765 02.2.2 安比高原ー赤坂田

荒屋新町では当然機回しして折り返してきます。
こういう面倒な運行が客車列車が現場から嫌われる要因なのでしょうね。
山越えでお疲れになったのか、エンジンフードを開けてトンネルから出てきました。
左手には臨時のDL停止位置目標標識があります。

DE101122 02.2.2 北森ー松尾八幡平

再び安比高原スキー場をバックに撮影。
一期一会の出会いでした。



10 件のコメント:

  1. 小編成ながら、まさにブルートレインの名称がふさわしい光景ですね。
    客車運用が減りつつある中での施(試)策であったのでしょう。

    当方は山陰・小浜・北陸・信越・上越・高崎線経由の「TAP山陰路」なる列車利用しました。
    編成内夢空間のほかは、北斗星の予備車を使ったのか引戸車がJR-Wを走行した例でしょうか。
    途中出雲2号通過待ちの退避がありましたが、それに使われていた3段寝台の14系も今や皆無。
    まさに“昭和も遠くなりにけり”と言えましょう。

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  2. レールバカ犬2016年3月25日 8:32

    レールマガジンみたいです(大糞核爆)~

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  3. レールバカ犬殿
    うわー、そう見えますか嗚呼〜!
    ブルトレ記事は弊ブログではアウェーな存在です。

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  4. 12号線さん
    かつてはこんな臨時列車が色々な場所で走っていたのでしょうね。
    定期寝台列車との退避なども今となっては過去帳入りの風景ということですね〜。

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  5. うっわああああああ
    格好よすぎです〜!! よすぎとピーコです(意味不明)
    chitetsuさん、こんなのも撮ってらしたのですね〜 さすがっす
    それにしても格好よすぎです〜!! よすぎと・・もうエエですね

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  6. 青春Mさん
    DE10重連のブルトレ、この時初めて見ましたが結構興奮してしまいました。
    一応、メジャー商品もかじっております(笑)。

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  7. ジモティー2016年3月25日 14:54

    DE10が重連で牽引のブルトレは、山形新幹線の工事開始で漂流を始めた寝台特急「まけぼの」が、
    陸羽東線経由で運行されていた数年間、存在しましたよね。
    「あけぼの」は定期列車なので、電源を入れて11両編成だったから、かなり迫力があったでしょうが、
    でも残念ながら、頑張れ「あけぼの」!の陸羽東線通過時刻は上下とも真っ暗闇でしたから、
    大幅に遅延でもしない限り、撮影することは不可能だったですよね(「あけぼの」と言うと、K1に転向し、
    ノックアウトされてひっくり返った「曙」の姿が、すぐに脳裏に浮かんでしまうので困ったものです)。

    画像からは、カニやスハネフが切妻っぽく見えるので、だとしたら元「ゴールドあさかぜ」の車両でしょうか?
    自分の場合、九州ブルトレ乗車が殆どだったので、雪煙を巻き上げて走るシーンは荘厳で新鮮に見えます。

    それにしても、こんな深い雪の中の撮影なんて、凄い気合が入ってますね。
    私なんか常夏の東南アジアに住んでいますので、こんな雪深い所に行ったらきっと即死です。
    特に一番上の画像は自然の厳しさを感じて最も好きですが、『遭難』の二文字が頭をよぎります。
    ブルトレのロビーカーに引き篭もって、日本酒を十杯やりながら豪雪地帯を走るのなら大歓迎なんですが。
    ・・・すみません。へタレです。

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  8. ジモティーさん
    陸羽東線の迂回列車、ありましたね。
    自分は北上線の迂回列車を見たことがあります。

    雪煙巻き上げて走るシーンは自分も気に入っています。
    因みに雪の中の撮影は、当時車での移動の仕事だったのでこのような風景は半ば日常的になっていましたのであまり苦になりませんでした。
    今となっては嫌ですが・・・。

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  9. 白い雪原に朱いDE10と青い客車が映えますね。
    安比高原駅が龍ヶ森駅だった頃は、ハチロクの三重連が有名でした。
    某鉄道ライターの話では、一部の関西ファンの間ではDE10をパンチと呼ぶそうです。
    人気番組にちなみ、パンチ・デー・イー・トーだとか。

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  10. 三等急電さん
    ハチロク時代の名所はディーゼル機関車になってもしんどい坂道のようでした。
    安比高原には龍ヶ森時代の活気はすっかり無くなっています。

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