今は無き西鉄の二日市車庫にはこの時に訪問しました。
車庫の中にはなかなか渋い車両やだるまさんが鎮座していました。
生憎の雨模様の中の二日市車庫のスナップをご覧下さい。
モワ811(左)、モワ804(右) 81.3.1 二日市 |
台車の向こうには新旧救援車が止まっていました。
右手にはかつての特急車・1000形電車が左手には戦前の軽量車・200形が停まっています。
モワ804(左)、モワ811(右) 81.3.1 二日市 |
新旧救援車を反対側から撮りました。
左側のモワ804はこの当時でも珍しい木造電車でした。
右手のモワ811は300系の最初期車・モ300形を改造したものです。
台車も車体とは不似合いな20形のものを頂いています。
モト902 81.3.1 二日市 |
こちらは大正生まれのモト902。
九州鉄道時代に製造された木造無蓋電動貨車で、よくぞ生き残っていたような電車ですね。
モト901 81.3.1 二日市 |
二両1セットの固定編成を組んでいたようです。
81.3.1 二日市 |
81.3.1 二日市 |
81.3.1 二日市 |
両端の電車は宮地岳線に活路を見出しましたが、中間車は一両を除いてお呼びでなかったようです。
2 件のコメント:
これは興味深い車両たちですね。
確かにモト900はよく生き残っていたものです。
私鉄電車のアルバムには、81年8月撮影の走行写真が載っており、まだ現役だったようです。
この車両は、モワ801~2(79年廃車)と同様のアーチバータイプの台車を履いていましたが、その後BLWタイプになりました。
ひょっとすると、20形新型台車交換時の余剰台車だったのかもしれません。
1枚目のダルマさんは、広幅貫通路なので100形から600形用に改造されたク653の残骸かな?
戦前生まれの車輛は、さすがに冷房化改造工事の対象外となり廃車になりました。
元・いきもの部長さん
モト900形は大正生まれですから、事業用車とはいえ長生きですね。
台車もBLWタイプの方がお似合いな気がします。
そう言えば600形には不釣り合いな旧形のクハがつながっていましたね。
そのあたりのアンバランスさも西鉄らしいですね。
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