その多くは1990年代まで生きながらえて、最後の活躍をしていました。
本日はそんな電車を総天然色版でご覧いただこうと思います(モノクロ版はこちら⇒初めての一畑電車訪問)。
デハ23+クハ102 91.5.5 布崎ー平田市 |
一畑電車の魅力はその古めかしい電車自体以外にも、そんな電車が地方私鉄としてはそれなりの速度(85Km/hが認可速度)で走っていたことにもありました。
デハ6 81.12.27 川跡 |
それでも、それなりに魅力的な姿でした。
デハ22 95.1.1 平田市 |
デハニ50形とデハ1形からの改造車とは思えないまとまった外観です。
デハ22は上のデハ6と同じ3扉車から改造した車両です。
最後まで手動扉で生き抜いた電車です。
クハ102 95.1.1 平田市 |
基本末尾同一番号でデハ20形とコンビを組んでいました。
全く異なるスタイルながら、どこか似合っているようにも見える不思議な編成でした。
デハニ53 92.5.5 平田市 |
デハニ52 92.5.5 平田市 |
こちらの色が本来の手動扉車色でした。
デハニ53の使い込まれた色合いも模型好きから見ると魅力的です。
この2両は窓サッシを始め似て非なる二両で、良く見ると結構差異があります。
左からクハ111、デハ21、デハニ52 81.12.27 平田市 |
手前のクハ111は頑張って扉位置を変えてセミクロスのMT編成に改造をした意欲的改造電車ですが、仲間の中では早めに引退してしまいました。
デハ3(左)、デハニ53(右) 95.1.1 平田市 |
正月輸送で最後の活躍を収めようと万難を拝して一畑電車に向かった私。
それと知らずにやってきた私は、落胆して平田市車庫に休む電車たちを撮ったのでありました。
デハニ52車内 81.12.27 平田市
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デハ22車内 95.1.1 平田市 |
これはこれで魅力的であります。
デハ22運転台 95.1.1 平田市 |
必要最低限の機器しかないスパルタンな運転室。
旧型電車の運転設備はどこもこんなもんでしたね。
さて・・・・実はあと数時間後、久しぶりに出雲の地に立っている予定です。
懐かしいデハニにも久方振りで会ってくる予定をしています。
交代の噂もある京王5000系や同じくそれなりのご高齢になっている南海ズームカーに会うのも楽しみです。
東京からは物理的には飛行機でひとっ飛びできるものの、金銭面を含めて考えるとおいそれとは行けないのは今も昔も同じ。
その分、一畑電車を満喫してきたいと思っております。
帰宅後にまた一畑レポートをしようと思います。
8 件のコメント:
ラフカディオ地鉄殿、おはようございます!
いづもお世話になっております。
そうか、次週末ではなくて今週末だったのか・・・
気をつけていってらっしゃーい!
マッハでマッハ、ええなあ~~!
こんにちわ。
一畑は、1984年暮れに訪問しましたが、西武の譲渡車が主力になりつつある中で、20形や元西武の70形が、結構な速度で飛ばしていたのが印象的でした。
聞くところでは、ここにも関東のステンレス車
が入るとかで、ちょっと寂しいかぎりです。
私もこれから山陰地方に墓参りに行きます。残念ながら、一畑訪問は叶いそうにありませんが…
一畑に行ったのは大学の頃ですから40年位前でした。
元西武車の特急が85kmで健気に疾走しました。
クハのクロスシート中央部は指定席で料金が30円!
その頃から廃止話があったのですから、頑張って欲しいものです。
いづもお世話犬殿
おはようございます。
ひさしぶりにいづもにやって来ました。
南海ズームカーと京王線、元気に走っておりまっせ!
nnishi1968さん
1984年頃は世代交代の最中でしたね。
それにしても手動扉の電車が結構なスピードで走っていたのは、やはりびっくりものでした。
関東のステンレス車、最近は地方私鉄を席巻しつつありますね。
Cedarさん
40年前だとまだ赤い電車が多かった頃ですよね。
西武からやって来たクロスシート電車が急行で頑張っているのは私も見ました。
今回の訪問で結構なお客さんが乗っているのを見て、一安心しました。
私も1980年代、国鉄の旧客と絡めて一畑には
行ってきました。まだ特急で活躍していた60
形・70形(ともに元西武)をかろうじて見られ
ましたが、今回は眼福に預かりました。
2013年の一畑のリポートも楽しみにしており
ます。
つのすけさん
1980年代は山陰線は客車列車がまだまだ残っていましたね。
手動扉の電車も含めて、今考えると随分と古めかしいものが平気で走っていたんだな思います。
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