私も今回はしっかり予約して早速購入しました。
今回の鉄コレ、どのように料理するか応用可能性が高いのも魅力で、発売前からどういじるか色々な姿が頭の中を駆け回ってしまいました。
一回目は国鉄51系福塩線・仙石線です。
左から クモハ54006、クモハ51043、クモハ54109 |
三種類とも其々前面の表情が異なっています。
どの車両も表現は良好ですね。
左から クモハ54109、クモハ51043、クモハ54006 |
クモハ51043 |
オリジナルの半流クモハ51形がこの値段でしっかりしたプロポーションで入手できるのは涙ものですね。
関西型の特徴を良く再現しています。
新幹線のブルーと同色の福塩線独特のカラーもこんな感じでしょうか。
クハ68038 |
正面は両側がHゴム化されたクハ68038。
晩年は飯田線で余生を送りました。
クモハ54109 |
福塩線がオリジナルの51系列であったのに対し、仙石線は41系列のセミクロス改造車がセレクトせれています。
このあたりは今後の汎用性を視野に入れた対応ではないでしょうか?
改造ネタとしても応用が効きそうです。
クハ68086 |
これは何か意図がありそうです。
千鳥配置の押し込み型通風器 |
この仙石線タイプの市販パーツが欠品で、現在密かに自作していたものの上を行かれた感じです。
それでは改造妄想付き実車編です。
クモハ51043 77.7.18 府中 |
言い訳がましいですが、製造時からのパイプ型縦樋やPS11型パンタグラフ等の省電の良さが伝わってくる角度でもあります。
この時は既に戦前型の末期で、徐々に阪和線から入線の始まっていた70系との混成編成になっていました。
因みにこの編成はクモハ51+モハ70+クハ68でした。
クモハ51035 77.7.18 福山 |
小振りなHゴム窓に関西型球形通風器装備は関西型電車の特徴的なディテールです。
クモハ51043 77.7.18 府中 |
これを見るとやはりぶどう色にも塗り替えたくなります。
クモハ51013 79.3.22 北松本 |
これ以外にも低屋根化して身延線・・・。
いくつもストックしたくなります。
クハ68038 78.1.3 豊橋 |
飯田線のクハ68では数少ない便所なしクハでした。
クモハ54109 81.7.26 梓橋 |
こちらは大糸線に移動した後も特徴的な通風器はそのままで活躍を続けました。
写真はさよなら運転当日、梓橋に疎開回送されて休車中のクモハ54109。
関西~東北~信州と渡り歩いたこの電車の生涯が終わろうとしているところです。
クモハ54109 77.12.31 北松本 |
クモハ54101 76.12.24 北松本 |
クハ68080 77.7.18 福山 |
こちらは福塩線で活躍していた同じ仲間のクハ68080。
・・・ということは真っ青に塗替えもできるわけですね。
4 件のコメント:
をを!
さすがっ!
実車ガイド、ありがたいです!
でも、おおむね知識のないぼくはさらになにがなんだかわからなくなってきました!
そこが旧国の楽しみのひとつなんでしょうが・・・。
何を作ってもまちごーとるやないか、と叱られそうなのでいっそのことウグイス色のクハユニでも作ったろけ、と毒づいております。
当鉄犬にもお詳しい方からのアドバイスを頂戴したんですが、ふたつ買った福塩線はもっと買ってもよさそうですね・・・
悩む悩む!
ウグイヌ色のイヌユニ56さん
お楽しみいただけましたでしょうか?
国電の40系列と51系列は戦時中のロングシート化後の改造で複雑に絡み合ってしまい、大変バリエーションが豊富で、深みにハマってしまいます。
考え出すと工作できなくなるので、ほどほどにやるのが模型的には良いのではないでしょうかね。
福塩線は応用範囲大で自分も追加購入しようかと思っています。
地方ローカル線での活躍は一度も見ず仕舞いでしたが、東海道・山陽緩行で72系に混じり晩年まで使われたのを記憶しています。
「各駅停車なのにクロスシートが有る」と幼少時分を思い出します。
12号線さんは関西の方だったんですか?
私も幼少の頃、大阪駅でこの電車を見たのが目の裏に焼きついています。
そのうち、茶色の緩行線を作りたいと思っています。
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