西ケ崎駅は移転前の車庫所在地で、そこにはED28が保線用に残っているのを聞いて見に行きました。
モハ51とED28 2 86.10.5 西ケ崎 |
左手の何とも微妙なお顔の電車に乗ってやって来ました。
この電車もモハ30形の仲間だそうですが、雰囲気も性能面でも別物です。
ED28 2 86.10.5 西ケ崎 |
のんびりと日向ぼっこ中です。
ED28 2 91.4.1 西ケ崎 |
国鉄に買収後はED28という形式となり、1950年代後半まで飯田線で活躍後、相次いで廃車となりました。
その後1号機は近江鉄道を経由して山形交通に、2号機は遠州鉄道に嫁ぎました。
山形交通に嫁いだ1号機は現役引退、あまり良い状態ではありませんが保存されていました(その様子はこちら⇒山形交通の保存車両 )。
ED28 2 91.4.1 西ケ崎 |
1号機は国鉄時代から既に改造があって原形を少し崩していましたが2号機は良く原型を留めています。
ED28 2 91.4.1 西ケ崎 |
どこへ行っても背景に写りこむ建物が似たり寄ったりで詰まらないです。
トム400 91.4.1 西ケ崎 |
黒いはずの木部は完全に色が抜けていました。
トム400 91.4.1 西ケ崎 |
バッファーの跡が残っていたり、中々の年代物のようです。
91.4.1 西ケ崎 |
こちらも中々の年代物のようです。
91.4.1 西ケ崎 |
2 件のコメント:
遠州鉄道ED28は平成18年1月に撮影しました。
残念ながら、既に保線用の無蓋車やモーターカーはなく、居たのはホッパ車でした。
ところで、ED28を初めて知ったのは40年以上前に見たTMSの模型製作記事でした。
狭い運転室と小さい機械室の凸電をHOeとして模型化したもので、特に小型化が困難だった当時のモーター(DV130)を運転室に収めるための改造に苦労していました。
それは、界磁は磁石を90°回転させて薄くし、電機子は捲線をほどき鉄芯を減らしてから捲直し、整流子は円盤状の平形に変更するという大改造でした。
さらに、側窓部分の界磁の鉄芯を欠き取り透明アクリルをはめ込む、というこだわりでした。
その熱意と高い技術は、いまだに心に深く残っています。
元・いきもの部長さん
無蓋貨車やモーターカーはなくなってしまいましたか。
確かに年代ものでしたからしょうがないのでしょうかね。
ED28の小さいキャブに昔のモーターを加工して詰め込む・・・
想像以上に大変なことですよね。
やむを得なかった事からとは言え昔の模型の方が工夫があったかもしれません。
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