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2012年6月24日日曜日

電車庫モジュールの製作(5)

電車庫モジュール第5回目は、商店街の建物製作の続きです。
駅前商店街のある通りの設定としては、駅を出て併用軌道側(製作済み)を表通りとすると、今回製作モジュールの側は裏通り側という位置づけになりますので、表通りには小売店舗が中心に並ぶのに対して、飲食店が中心で並ぶちょっと薄暗いごちゃごちゃ感のある雰囲気にしたいと考えており、またそこに並ぶ建物もB級以下の安普請なものが良いなあと思っています。
という訳で、三軒目はのんべい横町に入る角地の店を手掛けることとします。
一杯飲み屋の道路に面した部分
こちらはカウンターにオヤジが並びそうな一杯飲み屋をイメージしています。
内装を作り込まなければいけないので面倒ではあるものの、一階の引き戸は思いっきり開けてお客さんを誘っている生き生きした感じを出したいと考えています。
平屋ながら正面の看板部分をかなり高くして左右の家とのバランスを取っています。
この看板をどんな風にするかがまた悩ましいところです。
コーナー部分を斜めにカットしているのがこの建物のミソです。
もつ鍋や焼き鳥あたりの匂いがしそうな感じがいいですね。

山本高樹著 「昭和幻風景」より
この一杯飲み屋は先日紹介したお勧め本の中の一冊、山本高樹著「昭和幻風景」の中に出ていたこちらの写真を見てピンときました。
こちらの本のこののんべい横丁、何か惹かれるものがあります。
仮想の猫町を再現したジオラマだそうですが、実物とは異なった模型作品としての意味でのインパクトがあります。

商店街イメージ
前回の二軒とはこんな感じの配置を検討中です。
一杯飲み屋と喫茶店の間の小路はのんべい横丁的な雰囲気にしたいと考え中で、昼間はなんとなく薄暗い陰気臭い小路ながら夜になるとちょっと魅力的になるような、実際の自分が80分の1になった時に入ってみたいなあ、と思える飲食街にしたいと思っています。
入口には鉄を組んだアーチ状の看板を付けたいです。
小規模な書店ファザード製作中
上のイメージ写真では右側が切れていて分かりませんが、三軒の店を並べてみると洋品店の隣に結構な空き地ができることが判明しました。
そこでもう一軒、穴埋めに小さな書店も作ることにしました。

小規模な書店
こんなイメージです。
良く田舎にありそうな、ろくすっぽ在庫がない本屋さんを想定しています。
店主は、昔作家を志望した文学青年が挫折して気難しいおじさん化して座っているようなちょっと陰気な本屋さんです。
これで4軒が形になってきました。
残るはあと二軒です。
ワフと電車エッチング板買いました
昨日、こんなものを購入しました。
ワフは天賞堂の懐かしい製品、中古で1,200円でした。
レールロード製エッチング素材は私の地鉄電車の定番ですが、長電のモハ400はつい最近も組んだ経験があり、二回目の挑戦です。
この二つは今回のモジュールの中でそれぞれ普通の車両模型とは違った役割を演じてもらおうと考えています。
こちらもどうなるかお楽しみに(というか、自分もどういう風に仕上がるか今のところわかりません)・・・。

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