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2012年6月5日火曜日

1980年春、北陸電車巡り 京福電鉄 朝の電車(1)

北陸電車めぐりの旅、次は福井県の二つの私鉄訪問です。
北陸鉄道の小松をあとに次の目的地の福井を目指します。
空模様は相変わらずの猫の目のように変わる雪国特有の天気の中、 客車特有の揺れに身を任せているといつしかウトウトと夢の世界に・・停車の揺れにふと現実の世界に戻ったりと彷徨うこのまったりした時間が好きです。


さて、記憶喪失状態で福井駅に到着です。福井駅からは左右二つの電車が出ているので、気もそぞろです。先ずは京福電鉄から訪問です。
福井到着翌朝福井の隣駅、新福井の駅で朝の上り電車を待ちました。
福井から福井口までは越前本線と三国芦原線がだぶる区間で、この区間を含む越前本線の一部区間までが複線化されています。
全部の電車が通過する上、新福井は対向ホーなので、両方向から来る電車を待ち受けるには最適です。

モハ2004 80.3.12 新福井



モハ2005 80.3.12 新福井


モハ2013 80.3.12 新福井


モハ2000(左・車番不明)、モハ2004(右) 80.3.12 新福井 
まずは当時の主力車両、モハ2000型です。合計16両あり、南海電鉄が昇圧するときに余剰となった1201形を大挙譲り受けたものです。後年に阪神の車体に載せ替えられた現在も下回りは健在です。
南海電鉄の1201形は製造期間も長く、窓の形状やその高さやスカートの有無等に何種類ものバラエテイがありますが、その代表的なスタイルの車両がそれぞれ入線しているような感じでした。
一番下の写真はそのスタイルの違いが良く解る二両が連結した姿です。



モハ3005 80.3.12 新福井





モハ3007 80.3.12 新福井

もう一つの主力車両、モハ3000型です。元南海電鉄11001系です。
こちらは合計8両、京福電鉄初のカルダン車です。モハ3007-モハ3008のみ貫通扉のついた初期車で、あとは湘南顔の後期車です。
貫通扉のついた最後の編成は後年正面が二枚窓に改造されてしまいます。

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