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2012年5月12日土曜日

富山港線、再訪

富山港線は翌年の1981年も大学の合宿が石川県の羽咋であったので、そのついでに再訪しました。あまり気合が入っておりませんが、再訪とその後レポートです。


クハ799934 81.9.4 岩瀬浜

訪問した時は残念な天気ですが、相変わらずのメンバーがのんびり走っていました。岩瀬浜でのショット。
今回スキャンして初めて気づきましたが、雪国なのに岩瀬浜のホームには上家が無かったのですね。

クハ79934 81.9.4 岩瀬浜

同車の車内です。101系初期車ともよく似た内装です。


二枚とも クハ79939 81.9.4 城川原

城川原ではクハ79が留置中でした。
なかなか拝見できない妻面が見れました。模型化の時、こんなカットが役に立ってきたりします。
前回アップと同じクハ79920番代ながら、こちらは後期量産車で窓周りや正面の寸法関係が微妙に異なります。

81.9.4 城川原

側面は詰まらないトタンの長屋ですが、妻面は恐らく買収前からの佇まいが残っています。
とても国鉄の車庫とは思えません。
模型にしたいなあ・・・。
この時はあと何枚か形式写真を撮っただけで、富山にトンボ返りして次の目的地、新潟交通を目指しました。
これが旧型電車を見た最後ということになります。

TLR0604A 10.1.23 岩瀬浜

それから30年後、富山ライトレールになってから、久しぶりに早朝の岩瀬浜を訪問しました。
この時は急行能登の名残乗車と大糸線のキハ52の雪景色の中の走行シーンを見るためでした。
始発の下り岩瀬浜行きで話題のライトレールに試乗しました。
最新型のLRVは快調に飛ばして行きました。
沿線風景をはさして変わらないのかもしれませんが、何度も訪問したはずの富山港線とは全く別の鉄道に乗ったような不思議な気分でした。
終点岩瀬浜も駅前の街並みも含めて大変貌しており、これが上のクハ79の写真を撮った所と同じ場所とは思えません。

TLR0604B 10.1.23 岩瀬浜

富山側から撮った同じ列車です。
途中からは結構な乗車があり、元気な鉄道風景を見れました。
これもまた良し、でしょうか。
欧米では当たり前のようなこの柔軟な発想、なかなか日本では実現しなかったことなので、富山の取り組みには拍手ものでしょう。



訪問時に富山駅で売っていたプルバックライトレールと後日買った鉄道コレクション。

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