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2012年3月3日土曜日

上田交通 中塩田(1)

別所線の中間地点、下之郷から徐々に電車は高度を上げて次の駅、中塩田に到着します。
中塩田駅は私にとってどの駅も差し置いて一番好きな「駅風景」です。



82.10.11
 駅舎は妻入り、モルタル塗りの壁面に書かれた「NAKASHIODA STATION」の文字がすごく洒落ています。このスタイルは上田丸子電鉄時代のスタンダード設計であったようで、主要駅はほぼこのようなデザインで統一されていました。



82.10.11


86.6.21
  別所温泉方から見た駅全景を二景。ヘロヘロ感がなんとも言えません!
架線は横ビームのない吊り架線なのがまた印象を良くしているのかもしれません。


82.10.11
 反対側から見た駅全景。手前側に貨物側線があり、農業倉庫が建っています。
上田への本線は既に勾配にかかっています。



86.6.21
 駅本屋のホーム側です。モルタル塗りの駅舎は安っぽくなるケースが多いのですが、仕上げや色の感じが絶妙で、安っぽさを(私は)感じません。



86.6.21
上りホーム全景 です。
枕木で上田方に延長をしています。


82.10.11
 本屋反対側にある詰所群。道路側からの三棟全て鉄道関係の建物です。


82.10.11
上りホームにある上家。駅本屋とは脈絡の無さそうな質素な造りです。

モハ5271 82.10.11
 上り電車が到着しました。これまた大好きな川造型電車です。運転手さんの表情が律儀さを感じさせます。



モハ5271(左) モハ5251(右) 82.10.11
交換の下り電車が到着。昭和一桁生まれの古豪同士の離合。
奥左に貨物側線と農業倉庫が見えます。
良い風景ですね。
昇圧後に訪問したら、交換設備も貨物側線もなくなり、架線柱も今風のコンクリートのぶっといヤツに植え替えられていました。
次は総天然色バージョンの予定です。

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